羽曳野市議会 2020-03-11
令和 2年 3月11日総務文教常任委員会-03月11日-01号
令和 2年 3月11日
総務文教常任委員会-03月11日-01号令和 2年 3月11日
総務文教常任委員会
総 務 文 教 常 任 委 員 会 会 議 録
1 開 催 月 日 令和2年3月11日
2 開 催 時 間 午前9時59分~午後4時42分(会議6時間43分、休憩1時間30分)
3 開 催 場 所 協議会室
4 出 席 者
(1) 委 員 ◎ 委員長 ○ 副委員長
◎ 今 井 利 三 ○ 黒 川 実 ・ 通 堂 義 弘
・ 金 銅 宏 親 ・ 笹 井 喜世子 ・ 上 薮 弘 治
(2) 理事者
・ 北川嗣雄市長 ・ 安部孝人副市長 ・ 樽井市治副市長
・ 麻野多美子教育長
・
清水淳宅市長公室部長兼政策推進課長
・
山脇光守市長公室部長兼こども未来室長
・ 白形俊明総務部長兼
行財政改革推進室長
それと、開いて右ページの第3条のところの2項に、基金に属する現金は必要に応じ最も確実かつ有利な有価証券に代えることができるとありますが、この有価証券とはどのようなものを指すのか。
以上、3点をよろしくお願いいたします。
◎北村 市長公室副理事兼災害対策課長
今、上薮委員よりいただきましたご質問のうち、まず1番目、この基金は何に使えるのかということなんですが、この基金については国の交付規則によって定められていますが、要約して申し上げますと、石油貯蔵施設で災害が発生したときに応援するための車両や資機材など、また避難されてくる方たちのための資機材などに使用することが可能となっております。
続きまして、2番、お金の使い道等がわかりにくかったということなんですが、基金として積み立てたほうが単年度で使うよりも有利かどうかというようなことかなとは思っております。毎年の交付金は今現在三百数十万円が交付されております、単年度で必ず消費することとなっておりますので、例えば600万円の資機材を購入するとなると約300万円の市の持ち出し、いわゆる市単費の支出ということになります。
今回のように基金積み立てをすることによって2年分の交付金、300万円足す300万円、約600万円を積み立てて、結果、そのお金で購入することにより市の持ち出しをなくすことができるということで非常に有利であるというふうに考えております。
続きまして、3番目、最も確実かつ有利な有価証券とは具体的にどんなものかということなんですが、一応国債や地方債等を想定していますが、現在のところ運用はしておりません。
私からは以上です。
◆上薮 委員
それでは、要望だけにさせてもらいます。
一応基金の用途としては災害時の応援体制であるというふうなご答弁をいただきまして、一応近隣市町村ということでその辺のルールというものはまた近隣市町村と話し合いをしてつくっていただきたいと思っております。
基金に積み立てたほうが有利だというのは今の説明を聞いてよくわかりました。
有価証券に関しては国債と地方債という話があったんですけれども、ここ最近有価証券の流れでいうと仮想通貨的なものとかも出てきたりしているので、その辺は国の銀行の担保とか最終担保がわからないのでそれらのものには手を出さないというか、また有価証券にかえるのであればきっちりとこういった有価証券にかえますよというのは必ず議会に開示していただくことをよろしくお願いを申し上げまして、この質問は終わらせてもらいます。
以上です。
○今井 委員長
ほかに。
◆通堂 委員
今、上薮委員からも質問ありましたのでかぶるところありますので、私からは以前からこの基金を使っていろいろ購入されておりますけれども、近年どういったものを購入されているのかお伺いします。それだけです。
◎北村 市長公室副理事兼災害対策課長
今、通堂委員お尋ねの近年の購入物についてなのですが、まず平成27年度からこの制度というのは始まっております。平成27年度につきましては資機材搬送車を購入する予定だったのですが、この年は、ディーラーの工場でトラブルがありまして車の出荷ができないという状態になりました。そういうことでこの年については購入できなかったということになっております。
続きまして、平成28年度につきましてはLED投光器を15台とガスボンベ式の発電機、避難所で使う分です、こちらも15台購入させていただいております。29年度につきましても、同様にLED投光器とガス発電機を各15台購入させていただいております。
30年度ですが、これについては災害時に災害箇所が夜暗くて職員が危ないというようなことがありました。また、避難者が避難してくる道路を確実、安全に照らすという意味合いもありまして、LEDつきの照明車を購入させていただいたところです。
本年度につきましては、自立式LED投光器ということで、蓄電池を持ったLEDの移動型投光器、持ち運びができていろんなところに明かりをともすことができる機械を購入させていただいております。
私からは以上となります。
◆通堂 委員
この基金を有効に活用していただいて、今もご答弁ありましたように市民の皆さんが安心して暮らせるようにまた今後もこれを確保して吟味されて運営していただきたいと思います、よろしくお願いいたします。
◆金銅 委員
今、通堂委員からの質問でいろいろと購入機材をお聞かせいただいたんですけれども、現在この基金というのはどれぐらい残っているのかだけ教えてもらえたら、全部使い切っているのかどうか教えてください。
◎北村 市長公室副理事兼災害対策課長
金銅委員のご質問にお答えさせていただきます。
基金というのは今年度のこの議会で議案を上程させていただいていますので、来年度予算からの積み立てという形になります。今までの分については、単年度で全て消費してきたという形になっております。
以上です。
◆金銅 委員
今後は積み立てることも可能であるということですね、そういう理解でいいんですね、これからは。
◎北村 市長公室副理事兼災害対策課長
貯蓄年数については、購入するものの金額によります。これがもし1,000万円のものを購入しようと思うのであれば300万円ずつを3年貯蓄して100万円の市費を投入するのか、その辺は買うものの値段が確定しないことには何年貯蓄するかというのは今の段階ではお答えできないという形になります。
◆金銅 委員
わかりました。それじゃあ、年数に縛りはないということでよろしいですね。ということは、逆に言えばこれからきょうこの条例が通りましたら、今後は何に使うかすごく重要な部分ですよね、今言われたように1,000万円のものを買うのか、200万円のものを買うのか、600万円のものを買うのかによっては1年で消費したり、2年積み立てないといけないとかがあるので、今のところ危機管理として何かまたこれを利用して今後買っていきたいな、これが不足しているんだというのがあるのであればひとつ教えてもらえたらなと思います。
◎北村 市長公室副理事兼災害対策課長
あくまでも仮定のお話ですが、この交付金、基金に関しましては国との詳細な調整が必要になってきまして、非常に細かな縛りがかかっております。石油コンビナートで事故が起こって、それから羽曳野市にどういう影響があるのかと、その影響に対応するべく資機材について購入していいよということになっておりますので、その辺を当市といたしましてはどういったものを買おうかというのを国と来年度調整させていただいて、その結果、何年間の積み立てになるという見積もりに応じて変わってくるということになります。
答弁としては以上になります。
◆金銅 委員
わかりました、結構です。
○今井 委員長
ほかに。
◆笹井 委員
とても細かいのですが、例えば積み立てて1,000万円のものを買うときに、4年積み立てて1,000万円のものを買って残りを積み立てる、そういうこともできるんですか。
◎北村 市長公室副理事兼災害対策課長
4年間積み立てて、積み立てたお金が1,200万円あったとして、1,000万円を使って200万円を残すということがどうなのかということですよね。
◆笹井 委員
そういうこともできるんですか。
◎北村 市長公室副理事兼災害対策課長
この辺は国にもう一度確認しないと、今の段階では一応単年度使い切りというもともとの交付金規則になっておりますので、その辺は済みませんがまだ未定ということでよろしくお願いします。
◎白形 総務部長兼
行財政改革推進室長
今回、基金条例をつくらせていただきますので、基金に毎年毎年積んでいきます。例えば年間300万円としますと、4年で1,200万円積まれるわけですけれども、それは基金として積んでいますので、今度実際に使うときには基金から例えば1,000万円取り崩して予算化して使いますので200万円は当然残るという形になります、基金としてあと200万円残っていますよねという形になります。
◆笹井 委員
よくわかりました。基金の使い道に制限はあるものの、防災に役立つものをそろえるためにこの基金を活用できるということでいいことだなというふうに、いただけるのならいいなと思いますが、ただ、石油貯蔵施設を持つ自治体、ここだったら隣接の堺市ですけれども大変リスクを負うからこそ交付金が出ているということから見たら、今後、地球温暖化の防止のためにも石油に頼らないエネルギー施策、こういうことにも転換していくことを羽曳野市としても取り組みを強化していただきますように要望しておきます。
◎北川 市長
私からつけ加えさせていただきたいと思いますけど、この基金の使い道については目的をはっきりして、これに対して基金を積み立てていきますということですから、まず使途を明らかにする、そこを私が何回も挑戦をして全部ひっくり返されてだめになって、やっとこの基金まではいいだろうと、したがってただ最初に購入するものを国と折衝させていただいて、基金を積み立てると、購入するということになりますので、その辺だけよろしくお願いします。
○今井 委員長
それでは、質疑が出尽くしたようでありますので、採決していきたいと思っております。
意見と賛否の表明をお願いします。
◆通堂 委員
先ほども要望させていただいたとおり、しっかりと有効な活用をしていただきたいと思いますので、特にあとは問題ないと思いますので賛成させていただきます。
◆金銅 委員
賛成ですけれど、今市長のお言葉にもありましたように基金というのは一つの目的があって、それに対して基金をためていくというストーリーからいうと、金額は別ですよ、今羽曳野で本当に何が必要かというのを当然交渉しながら早く見つけ出さないと、それに向かってためていかないといけない基金なので、それが100万円で終わるものか、また1,500万円かかるものかによってはため方も変わってくるので、使い道の縛りというのは当然あるのはわかりましたから、今羽曳野で何が必要か、何が不足しているかを早急に国との調整の中で一つの目標をつくってこの基金をためていっていただいて有効に活用いただけることをお願いしておきます。
◆笹井 委員
先ほど意見も述べましたので、賛成です。
◆上薮 委員
私もほとんど金銅委員と考え方が同じでして、危機管理体制として羽曳野市としては何が要るのか、そしてそれがあるがゆえに初動態勢というものが初めてきいてくるものだと思いますので、その辺考慮して進めていただきたいと思います。賛成です。
○黒川 副委員長
賛成で。
○今井 委員長
よろしいですか。
採決の結果、議案第4号「羽曳野市
石油貯蔵施設立地対策等交付金基金条例の制定について」は、全員一致により原案どおり可決すべきものといたしました。
―――――原 案 可 決―――――
②議案第10号「羽曳野市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について」
○今井 委員長
続きまして、議案第10号「羽曳野市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について」を審査いたします。
各委員、質疑はございますか。
◆通堂 委員
この条例に関して、休業中の方、こういった休業をとられる方に対してそこの補充として職員とか、また臨時職員なんかも入れないといけないと思いますけれども、そういった形で補充していただけると思いますけれども、その補充を減らして他の職員の業務負担がふえないようにしていただきたいと思います。配偶者同行休業中に第8条の2で特別休暇のうち規則で定めるものを取得することとなったことというのが承認の取り消しになるというものがありますが、特別休暇には期限があると思いますけれども、3年以内にその期間が終わればどのようになるかを教えていただきたいと思います。
◎高井 市長公室理事兼人事課長
ここの第8条の第2号でいう規則で定める特別休暇と申しますのは産前産後休暇が想定されています。したがいまして、その後につきましては基本的に産前産後休暇の後、育児休暇を取得していくことに通常はなると考えられまして、育児休暇については3年間取得できますので、育児休暇中に3年間が経過するということになると考えております。
以上です。
◆通堂 委員
わかりました。
○今井 委員長
ほかに。
◆笹井 委員
では、第2条、第4条で質問させていただきます。第2条で公務に支障がないと認めるときとあるけれども、どのような基準で判断をされるのか、また職員の勤務成績その他の事情を考慮した上で承認するとあるけれども、これはどんな判断基準を持っておられるのかというのが1つ。
それから、第4条では
配偶者外国滞在事由はこの3点に限るとなっていますけれども、これ以外でその他というのはないのか。
それから、第4条第2号の事業を経営することその他の個人が業として行う活動の具体例みたいなものがあれば教えていただきたいと思います。
以上です。
◎高井 市長公室理事兼人事課長
まず、第2条の公務に支障がないと認めるときの判断基準ですけれども、ここでいいます公務の運営に支障が出ないというのは、支障が全くないということまでを意味するのではありません。業務分担の変更とか配置がえ、臨時的任用等あらゆる手段を尽くしたとしてもなお到底容認できない、または許容できるものでないという場合のみ支障があるという解釈になっております。
次に、職員の勤務成績その他の事情を、というところですけれども、この制度が有為な職員が離職することなく継続的な勤務を促進するための制度であることから、勤務成績が良好であることなどを考慮して承認の判断がされるということになってくるのですが、普通に問題なく勤務しておれば勤務成績は良好という判断にはなります。
それから、その他の事情といいますのは、
配偶者同行休業終了後に5年以上の在職期間があることや、職務に復帰して継続して勤務する意思があることなどを想定しています。
次に、第4条での
配偶者外国滞在事由はこの3点に限るのかどうかというところですけれども、滞在事由はこの第4条に列挙された3点に限られます。
第4条第2号の具体例ですけれども、事業を経営することその他の個人が業として行う活動の具体例としましては、例えば外国で会社をつくって経営したりですとかレストランを経営したりするとか、会社や法人の組織に所属するのではなく個人として弁護士や医師として開業する場合や、報道機関との契約に基づいて行う取材その他の報道上の活動をするとか、作曲家とか画家等、音楽、美術、文学その他芸術上の活動を行うような場合です。
以上でございます。
◆笹井 委員
公務に支障がないと認めるときとか、その勤務成績が良好だとかというのはある程度普通に勤めておられたらそれほど問題のないことだというふうに受け取っておいてよろしいですか。
あとの部分についてはわかりました。ありがとうございます。
○今井 委員長
ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
では、質疑が出尽くしたようでありますので、採決したいと思います。
各委員、意見と賛否の表明をお願いいたします。
◆上薮 委員
議案第10号「羽曳野市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について」は、特に問題とすることなく賛成とさせていただきます。
◆笹井 委員
賛成です。ご説明で大変理解もできましたし、逆にそういう機会が公務員の皆さんにも与えられて、大いにいろんなところでの研さんも積んでいただけるのかなと思いますので賛成です。
◆金銅 委員
今、笹井委員がおっしゃったように市職員の方がこういうような選択もできるということがありますので何ら問題ないと思いますので、賛成といたします。
◆通堂 委員
私も賛成させていただきます。先ほども言いましたように、他の職員の業務がふえないようによろしくお願いします。
それと、何らかの理由で休業中に帰国された場合に、もし臨時職員を雇われていたならば、その臨時職員の処遇もしっかりと十分検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○黒川 副委員長
賛成で。
○今井 委員長
採決の結果、議案第10号「羽曳野市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について」は、全員一致により原案どおり可決すべきものといたします。
―――――原 案 可 決―――――
③議案第11号「羽曳野市教育委員会の教育長の退職手当の特例に関する条例の制定について」
○今井 委員長
続きまして、議案第11号「羽曳野市教育委員会の教育長の退職手当の特例に関する条例の制定について」を審査いたします。
質問、各委員ございますか。
◆笹井 委員
この条例は教育長が新しくなられたということで改めて出されたものというふうに思っていますけれども、それでよろしいですか。確認です。
◎高井 市長公室理事兼人事課長
この条例については任期ごとに制定させてもらっていますので、今委員がおっしゃられたとおり新しい教育長がつかれたということで出させてもらった条例です。
以上です。
◆金銅 委員
これ教育長だけに限らず理事者についても生身の人間ですから、当然何が起こるかわからないという時代なので、そういう退職手当の適用というのは何かがあった場合はそこまでの日数計算でいくのか、それともどういう計算で退職手当が出るのかだけ教えておいてください。
◎高井 市長公室理事兼人事課長
計算は月数になります。
◆金銅 委員
わかりました。
○今井 委員長
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
なかったら、ここで採決していきたいと思います。
◆通堂 委員
議案第11号に関しては賛成させていただきます。以前の議会で一般職の賃金体系とこの特別職の賃金体系は別のものと考えているということをおっしゃっていましたので、市長や特別職のこういった退職手当をカットすることによって管理職、またあるいは一般職に波及しないようによろしくお願いいたします。賛成いたします。
◆金銅 委員
私も賛成でございます。新教育長をお迎えしたということでこの条例が上がっているということの説明がありました。本当に今コロナウイルスで教育長もいろいろと日々奮闘されていると思うので、体には十分留意をいただきまして頑張っていただきますことをお願いします。
◆笹井 委員
議案第11号については賛成です。
◆上薮 委員
私も賛成です。
○黒川 副委員長
賛成させていただきます。
○今井 委員長
それでは、採決の結果、議案第11号「羽曳野市教育委員会の教育長の退職手当の特例に関する条例の制定について」は、全員一致により原案どおり可決すべきものといたします。
―――――原 案 可 決―――――
○今井 委員長
ここで理事者の交代をお願いしたいと思います。
皆さんお集まり次第、審査を開始いたします。それでは入れかえをよろしくお願いいたします。
準備はよろしいでしょうか。
それでは審査を再開いたします。
④議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」
⑤議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」
○今井 委員長
これより議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」及び議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」を審査いたします。
ここからは関係予算ごとに担当部課を交代していただいて審査していきたいと思っております。
初めに、保健福祉部、そして危機管理室、こども未来室、人権推進課、人権文化センター、指導監査室に出席いただいておりますので、まず議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」の中のこの担当部課に関する予算の質疑に入りたいと思っております。これは歳入歳出を含めてお願いいたします。
それでは、各委員、質疑はございますか。
◆通堂 委員
それでは、私からまず補正予算関係で4件あります。
まず、37ページの3款民生費の社会福祉費、目2の社会福祉事業費で節20の扶助費、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金が105万円マイナスになっております。これは申請漏れはなかったのでしょうか、またどういった案内方法をされているのかということをまず1点目お伺いいたします。
2点目に、39ページ、民生費のまた社会福祉費、目3の老人福祉費、節8報償費ということで敬老祝金、これが200万円のマイナスになっています。それぞれの年齢、まず77歳、88歳、また100歳、101歳以上ということでされていると思いますけれども、それぞれ何名おられたのかお伺いいたします。
3点目に、41ページの目13介護保険事業費、節19の負担金、補助及び交付金ということで、地域介護福祉空間整備等補助金とあります。これは高齢者施設での防災に対してのものだと思いますけれども、具体的にどのように行われたのかお伺いします。
最後に、同じく41ページの目2民間保育所費、第19負担金、補助及び交付金の安心こども基金事業費補助金というのがありますけれども、これはどこの園の分かお伺いします。
以上、4点お願いいたします。
○今井 委員長
手を挙げて担当部課、氏名を言ってから答えてください。
◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長
私からは4点ご質問があったうちの1点目と4点目を一括して答弁します。
まず、1点目の社会福祉事業費の、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金の件ですけれども、こちらは2019年度限りの給付金として未婚の児童扶養手当の受給者に対して支払われたものです。当初では児童扶養手当受給者のうちで未婚の方ということで150名程度の見込みを立てておりましたが、実際に広報、またウエブページ、あとご本人への通知という形で送らせていただいたんですけれども、窓口に来られた方にヒアリングさせていただくと、実際には前に結婚していたとかというふうに婚姻歴があることがわかった方が多数いらっしゃいます。
それとあと、手続に来られていない方もまだ何人かおられると聞いていますので、その分を残した上で減額させていただいたということになります。
続いて、4点目、安心こども基金事業費補助金5,111万9,000円減額の対象の園ですけれども、こちらは民間保育園であります郡戸保育園の建てかえ工事に対する補助金でございます。当初、平成30年度と令和元年度の2カ年の予定でございましたが、建設需要の増大や天災による資材調達の遅延などの理由により令和2年度までの3カ年事業となったために、令和元年度分の当該部分において減額し、減額相当分は令和2年度に当初予算として計上するものです。
以上です。
◎堀田 福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長
それぞれ敬老祝金の人数でございますが、77歳が1,552名、88歳が550名、100歳が27名、101歳以上が44名でございます。
以上でございます。
◎寺元 高年介護課長
3点目の質問についてご答弁申し上げます。地域介護福祉空間整備等補助金についてお答えいたします。
この補助金は、高齢者施設等の安全・安心を確保するため、防犯・防災強化や老朽化対策等に係る費用に対しての補助金となっております。間接補助となっておりますので、市が国より交付金を受けまして、事業所に対し補助金として交付しております。
本補助金を活用しまして、市内の認知症高齢者グループホームの1事業所が老朽化に伴う空調機器の入れかえを行うものです。
以上です。
◆金銅 委員
では、5点、これ3款だけに限らずここに出席されている皆さんにお聞きできるんですよね、委員長、そういうことですね。
それでは、補正予算の19ページ、下のほうに財産売却収入3億7,912万5,000円、市が所有している財産の売却収入ということで今回もマイナスになっておりますけれども、これは市の広報紙でも見させていただいておりますけれども、2カ所で今回で2度ほどこういうことで上げられていると思いますが、今までの経過ですね、そして今回金額を下げられてまた載せられていると思うんです、たしか。しかしながら今回それが売却できなかったということで今後の市としての考え方、これが1点目です、よろしいでしょうか。
次、2点目お願いします。31ページです。
負担金、補助及び交付金で、この町会運営助成金の41万円は結構なので、コミュニティ助成事業補助金がマイナス250万4,000円という金額が上がっているんですけれども、これ何でこういう減額になってしまうのか、コミュニティ助成事業補助金です。2点目です。
次、3点目は43ページ、節20の扶助費で児童手当があると思うんですけど、これはどういうことでマイナスになっているのか。
あと、4点目、53ページ、節19の負担金、補助及び交付金で、補助金で既存民間建築物耐震診断補助金と木造住宅耐震改修事業費補助金、この2件、これどういう内容なのか教えていただけたらと思います。
最後、5点目です、よろしいですか。63ページ、19節負担金、補助及び交付金、学校給食事業補助金で1,000万円ほど上がっているんですけれどもこの分を、以上5件です。よろしくお願いします。
◎白形 総務部長兼
行財政改革推進室長
まず1点目の財産売却収入の件ですけれども、管財用地課の担当になりますが、担当は今の部分では入っておりませんので細かい説明はできませんけれども、市で不要となった土地については入札にかけて応札していただくように毎年出しているところですけれども、ことしも出させていただきましたけれども応札者がなく結局のところマイナスという形で予算で上げている部分が入ってこないという形になっています。これは毎年様子を見ながら、前年に出したけれどもこれでは売れないなというものは次の年には上げずに、なるべく売れそうなものを選んで毎年出させていただいているところです。
来年度も今持っている土地の中で売れそうなものを選択してまた出させていただくということで、令和2年度も予算を上げさせていただいていますのでよろしくお願いします。
◆金銅 委員
管財というのはよくわかっているんです、白形部長が入られているので私自身は市の今後のことを聞きたかったんです。もう2度ほどだめだったのもわかっているし金額も下げられている、今持っている市の土地を今後また売れやすいところを来年度から上げていきますというのは当たり前の話であって、ここの物件についてまた値段を下げるようなことを考えられているのかということで、2度予算に上げて広報にも上げても応札がなかったということの意味合いで僕は白形部長が来られているから聞いているのであって、その辺の将来、ほかの市の持っているところで売れやすいところは売りますというのはそれはごく当たり前であって、僕が聞いているのはここの物件は今後どうしていくのか、もっと金額を下げるつもりなのか、いや、もう一度この金額でまた上げていくのか、もうちょっとその辺も検討する必要があると思っているのかを聞きたいだけです。
◎白形 総務部長兼
行財政改革推進室長
売却に出す予定価格ですけれども、基本的には今現在、土地の価格がまだ下落の状況にあります。ですので、毎年羽曳野市の路線価の状況であったり、売り出しするときには鑑定をとらせていただいたりして、その価格を基準に応札に出させていただいていますので、今の状況でいいますと現在よりもまだ下落していくのかなという方向です。
それで、市営河原城住宅の跡地であったり埴生診療所の官舎の跡地であったり、いろんな取得した土地で今のところ使う予定がなく今後も使う予定のない不要であろうというものは売却していくという方針で今後とも進めていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
◎北川 市長
私からお答えさせていただきます。
市有地の売却については不要といいますか当市にとって今後使用する予定のない土地を売却していっております。ただ、羽曳野だけではなしにこれは各市町村も同じでありますけれども地価の下落は景気によって非常に大きく変動しております。ただ、私どもは売却するものについては必ず土地鑑定士を入れて、そしてそれの一番低い額で出させていただいておりますけれども、それ以上にその土地の実際の価格については売買を見ますと非常に安く、それを私どもが意図的に下げるということは非常にしんどい話でありますので、何とかこちらは繰り返して同じ方法で出すしか今のところないのかなというふうに思っています。
それについては金銅委員も本当によく御存じだと思いますけれども、実態についてはそういうことだということでご理解いただきたいなと思います。
◆金銅 委員
わかりました。済みません、とめまして申しわけない。
◎山田 市民人権部理事
これ2款ですので市民協働ふれあい課が今いないので、4部のときでよろしいでしょうか。申しわけございません。
◆金銅 委員
はいはい、オーケーです。
◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長
3点目の児童手当の減額分についての説明です。
こちらは純粋に対象となる子どもの人口が減少しております。延べ人数にして昨年度より5,100人、年に何度か支払いがありますのであくまで延べ人数ですけれどもその程度減少しておりますので、今回減額させていただいています。
以上です。
◎清水 市長公室部長兼政策推進課長
53ページの分につきましては8款になりますので、第3部で都市開発部が参りましたらお答えさせていただきます。
○今井 委員長
じゃあそれで。
63ページの分も金銅委員、担当がいないので。
◆金銅 委員
結構です。
◆笹井 委員
先ほど通堂委員がお聞きになった敬老祝金、39ページですけれども、これカタログギフトにして2年目ぐらいになるのかなというふうに思っているんですけれども、この減額200万円というのがどんな形で減額になっているのかというのをお聞きしたいなと思います。
◎堀田 福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長
この200万円という差額でございますが、予算作成時、11月、12月、その時点で対象者となる方のリストを抽出いたしまして、それに基づいて予算を作成させていただいております。その後、時間が経過いたしまして実際に事業を実施する9月1日の時点で再度その対象となる方を抽出いたします、そして実際の事業を実施させていただいておりますが、その間にお亡くなりになられたり転出等ですね、そういった形で対象者が減少したことによる差額ということでありますので、よろしくお願いいたします。
◆笹井 委員
わかりました。いかがですか、そういうカタログギフトを少し続けてみて、よければ続けるということですけれど、私らも周りの方に時々お話を聞いたらもうちょっと違うものがいいんだけどという、それは千差万別なので皆さんに気に入ってもらえるものというのはないかもしれないけれど、そういうお声を聞いておられないのか。
また、高齢者のお集まりだとか老人会の方だとかそういう方から何か提案がないのかお聞きします。
◎堀田 福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長
そうですね、以前にお配りしていたような現金がいいというお声も一部お聞きしますが、また逆にうれしかった、このようなものをいただいてありがとうございますとか結構お礼のお言葉といいますか感謝のお言葉もこちらにも届いておりまして、ご高齢の方につきましてはさまざまなニーズなりご希望がございますが、おおむね現状のカタログギフトでいろいろお好きな品物を選んでいただいて喜んでいただいているというふうに思っております。
今後、もし何かご希望等、改善点等ございましたらまたこちらで検討させていただきたいと思いますけれども、現在の状況におきましておおむね実施するに当たってはこの制度を続けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆笹井 委員
2年ですのでまだまだいろいろご意見もあるかと思いますけれど、前に議会でも少し出ていましたけれども、確かにこれ年齢差があるので、77歳の方と100歳の方とではすごい要望も違うだろうと思うのですが、できたらもう少し77歳、88歳、外に出られる方なんかには前も提案しましたけれども施策と結びつけた形で、例えばタクシー券だとかそういうふうなものにかえるというのも一つの施策として結びついていくんじゃないかなと思いますので、ぜひまたご検討をお願いいたします。
○黒川 副委員長
今の笹井委員の敬老祝金のことに関連して質問させていただきたいんですけれど、質問というか意見なのですが、笹井委員が言われたとおり僕にも結構高齢の方が相談しに来られて、カタログまで持ってきてくださったんです。それで、メーカー書いていますよね、そのメーカーにわざわざ電話されて、これが幾らのものか聞いたり、調べて全部僕のところへ持ってきまして、それで市役所は3万円のものだと言って出しているけれど、これ実際調べたら、議員これ9,000円だと、全部調べてくれる人が結構います。
それで、僕のところへ来て、逆にもらわない人もいるんじゃないのって言われる。実際に話を聞いてみると現金のほうがいろんなニーズに応えられ、現金でもらえたらお孫さんにも何か買ってあげられるしいろんなものに対応できるというから、これはっきり言って評判悪いというか余りいいことじゃないと思うようにこのごろなってきて、最初は現金で支給したらそれを配る民生委員の方が危ないとかいろいろありましたけれど、それなら郵便で送るとかもできると思うので、この辺、本当に中身がそれ相応のものだったらいいと思うが、でもそれを本当に調べて僕のところに全部持って来られたのは確かだから、その辺を考慮してほしいというのと、市民の皆さんは私らの税金だと、税金で行う事業だから私らがもらってうれしいものにしてほしいというのがあるので、その辺も考えてこれから検討してください。
以上です。
◎北川 市長
今、笹井委員、黒川委員のご意見を頂戴いたしました。十分私ども承知いたしております。本来的には手渡しで現金が一番喜んでいただけるというふうに思っております。ただ、これのお世話をしていただいておりますのがご承知のとおり民生委員児童委員さんにやっていただいていて、そういう形で地域の人と民生委員さんがつながるということが訪問の一番大きな目的だったんです。
ところが、それぞれがご高齢で、そして何度行ってもお会いできないということがありまして、そういった苦情の中でカタログギフトが一番いいのではないか、先ほど堀田が申しましたけれども。それ以上にあと最後まで責任を持ってそこにお届けをしてくれるのが業者でありますので、そういったところの利便性も含めて今のカタログギフトにさせていただきました。
ただ、これも黒川委員がおっしゃるように余り評判がいいというふうには思っていません。ただ、形あるもの、77歳、88歳、そういった区切りのところでただ単にお渡しするんじゃなしにやっぱり地域の人、あるいは家族で喜ばれ、よかったなと思えるような施策をもう少し考えてみたいと思いますけれども、新年度については今のところ同様の施策で出しております。その中でしっかりといま一度検討させていただきますので、ひとつよろしくお願いします。
○今井 委員長
ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
質疑がないようでしたら、次に移りたいと思っております。
議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」の質疑に入ります。
これについては、まず歳出の款3民生費に関しての質疑をお願いいたします。
◆上薮 委員
予算書の111ページを開いていただいて、節13の委託料のところに地域福祉計画策定委託料と出ているのですが、これは第4期地域福祉計画のことだと思いますけれども、この地域福祉計画で次が4期ということで1期から2期、また2期から3期の中での大幅な計画の変更はどのようなものがあったのか、そしてまた今回の第4期地域福祉計画策定に当たっては3期から新たに追加されたものがあるのか、それを1点お聞きしたいと思います。
それと、予算書の115ページの節20の扶助費の中の真ん中ぐらいに移動支援事業費が上がっていますけれども、これは平成29年10月に請願をいただいておりまして、平成31年4月に請願者の皆さんの思いが通った予算であります。その中で、作業場とか福祉施設に通われる方にガイドヘルパーさんがついていただいていた事業ではあるのですが、それがおうちでも利用していただけるということに予算をつけていただきました。それをどのような範疇まで今利用されているのか、そしてまた平成31年4月から始まったこのおうちの方に対するガイドヘルパーさんの利用者から今後もっとこのようなことに拡充してほしいというような声が上がっているのかお聞きいたします。
それと、予算概要の15ページ、下から4つ目の枠のところに軽度難聴児補聴器給付とありますけれども、これ代表質疑とか一般質問でもありましたが、どれぐらいの人数の利用を予測されているのか、また今回は新規に当たっての3分の1の補助というふうに理解しているのですが、今後もし給付していただいて、故障や、また更新時期の対応はどのようになっているのかお聞かせください。
以上です。
◎堀田 福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長
地域福祉計画について答弁させていただきます。
これまでの計画の改定の中で大きな変更点ということでございます。1期から2期計画につきましては、制度の谷間に落ち込む人をつくらない仕組み、地域のセーフティーネットの拡充を新たに盛り込み、校区福祉委員会と専門職が協働する仕組みであるふれあいネット雅びの対象を高齢者だけでなく障がい者、子育て世代など地域の全ての住民を支援する仕組みに変更いたしました。
2期から3期計画につきましては、2期で整備したふれあいネット雅びを基盤に、コミュニティソーシャルワーカーの3つのエリア、中、西、東に大きく市内を分けまして、それをベースに地域の専門機関のネットワークの構築を位置づけました。専門機関の領域、高齢・障がい・児童・医療・生活困窮を超えて生活課題を抱える方を発見し、必要な支援につなぐこと、またふれあいネット雅びを活用して地域住民と協働して地域ニーズの解決を目指すための仕組みということでございます。
大きく2つ目、3期から4期です、4期計画、今回改定する計画に新たに追加することは何かということでございます。平成30年4月の社会福祉法の一部改正により、地域における高齢者の福祉、障がい者の福祉、児童の福祉、その他の福祉の各分野における共通的な事項を記載するいわゆる上位計画として位置づけられましたので、市の福祉行政の方向性を横断的に盛り込みます。
また、同法改正において、法第106条の第1項各号で規定する包括的な支援体制の整備に係る事業に関する事項も今回の計画改定において新たに追加する事項となりますので、よろしくお願いいたします。
◎桝井 障害福祉課参事
移動支援事業ですけれども、移動支援事業は基本的には在宅の方で外出とか余暇活動をされるときに使っていただくガイドヘルパーさんなのですが、請願が出る29年10月までは自由に時間制限なく使っていただいていましたけれども、31年4月の時点で取り決めをさせてもらってガイドラインの改正をかけさせていただきまして、通常在宅の障がい者さんは50時間ということで決めさせてもらったんですけれども、請願を受けまして、施設入所者さんも使っていただけるようにさせていただきました。
10時間という制限を設けていますけれども、施設からおうちへ帰られるとき、帰省されるときと、あと施設に入っておられる方がおうちに帰られておうちからどこかへ遊びに行かれるとき、上限10時間ですけれども使っていただけるようにしています。
ご希望の件ですけれども、おうちの方からですが、おうちに一旦帰ると出かけたくなくなるので、そのまま施設から家に帰る途中にどこかへ寄らせてほしいというお声は聞いているのですけれども、理由を聞くとそういうことなので、ご本人はおうちでゆっくり過ごしたいと思っていることが多いと思いますので、ご本人さんのご意見を尊重してあげてくださいねということで申し上げています。
移動支援は以上です。
あと、軽度難聴児補聴器給付ですけれども、こちらは市が3分の2補助させていただいています。お一人大体7万五、六千円かかるかなというところで、両耳つけられますので、子どもさんですので、大体5人分を予定しています。周りにいろいろ市がありますけれども、とりあえずは給付の部分に力を入れさせてもらおうかなと思っていますのでよろしくお願いします。
以上です。
◆上薮 委員
地域福祉計画の部分に関しては、今までの1期、2期、3期で、最初高齢者を対象にしていたのが、ふれあいネット雅びさんを活用して障がい者であったりとか生活困窮者であったりとかという分野までも広げていっていますよというのは理解できましたけれども、3期から4期にかけての今の説明が、ごめんなさい、106条の1項とかそういう数字が出てきてもうひとつつかめなかったんです。できたらそこをもう一度細かく教えていただけないかなと思います。
移動支援事業費に関しては理解いたしました。
軽度難聴児補聴器給付につきましても、利用者を大体5人ぐらいと予測しているということで、あくまでも最初の給付が対象ですよというのは理解したんですけれども、これ人数が多い少ないの問題ではないのかもしれませんけれども、一応5人の予測ということであれば年間5人ずつふえていったとしてもそんなに大きな数字にはなってこないので、できれば更新とか故障時の補償というのもつけてあげていただきたいなというのは僕の個人的な思いなので、その辺をまた財政面もありますけれども考えていただきたいと思います。
第4期地域福祉計画の3期から4期の移行の部分、もう一度だけ説明していただければありがたいと思います。ごめんなさい。
◎堀田 福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長
4期の計画に盛り込むべき事項といたしまして、大きい点としましては地域における高齢者の福祉とか障がい者の福祉、児童の福祉、その他の福祉に関して共通して取り組む事項ということで、もう少し詳しいところでは地域における高齢者の福祉等、本項は今般の法律改正によって地域計画に盛り込むものとされましたということで、地域の課題や資源です――資源ということは施設等です――の状況に応じて各福祉分野に深くまたがって連携して事業を行うことにより、それぞれの事業を効果的に効率性や対象の生活の質を一層高めることができるように工夫するようにということの意味合いで盛り込まれたということなのですが。
もう一つ大きい点としましては、包括的な支援体制の整備に関する事項ということ、これが法第6の3条の3項の部分ですけれども、この部分は市町村における包括的な支援体制の整備ということで、住民に身近な圏域において住民が主体的に地域生活課題を把握し、解決を試みることができる環境の整備ということ、これは既に本市も取り組みつつあるものですけれども専門職のネットワークというものがありまして、それぞれの専門分野の方々が連絡を取り合って中間エリアですね、その方々が横の連携で包括的に取り組んでいくという部分が、現在も既に取り組んでいるのですが、より計画に盛り込んで充実していくという部分なんですけれども、そういう形で。
◆上薮 委員
わかりました。またまとまったらしっかりと教えていただければありがたいと思います。地域を支えていく大事なものなので、今後も制度の持続をお願いしたいと思います。
以上です。
○今井 委員長
ほかに。
◆通堂 委員
私から2点。ページ数が113ページの目2の社会福祉事業費、節13委託料の緊急通報システム委託料、またこの117ページにも老人福祉費として同じように委託料で同じ項目があるんですけれども、それぞれ最近ひとり暮らしの高齢の方が多くふえているんですけれども、私にも何かそういった手だてがないかという質問もされています。そういった中でこういった形でありますよというのは言っているんですけれども、年々多くなっているとは思いますけれども、登録されている件数と推移ですね、それぞれお伺いいたします。
2点目に、115ページの目2の社会福祉事業費の節20の扶助費、障害者自立支援給付金、障害児自立支援給付費ですけれども、それぞれどういったものかお伺いいたします。
◎桝井 障害福祉課参事
113ページのほうの緊急通報システム委託料ですけれども、こちらは障がい者、重度の障がい者の方で緊急通報システムに登録されている方の分になるんですけれども、大体直近5年ぐらいで4人もしくは5人ぐらいが登録されています。
あと次、115ページですけれども、民生費の障害者自立支援給付費の約24億円ですけれども、こちらは一般的に障害福祉サービスと言われるもので、生活介護とか、あと施設入所、それからグループホームとかに入られている分です、就労継続A型、B型とかと言われる一般的に障害福祉サービスの支払い費用ということになっています。
それから、障害児自立支援給付費の約7億2,500万円ですけれども、放課後等デイサービスとか児童発達支援などの児童の障がい児さんの通所施設への支払い費用ということになります。
以上です。
◎尾久 地域包括支援課長兼
高年生きがいサロン2号館館長兼
高年生きがいサロン3号館館長兼
高年生きがいサロン5号館館長兼
高年生きがいサロン6号館館長
高齢者の緊急通報システムの登録者数についてお答えさせていただきます。
現在の緊急通報システムの登録者数は令和2年1月末現在で551件となっております。5年前からの推移でいきますと、約590件前後で推移しているところです。
以上です。
○今井 委員長
ほかに。
◆笹井 委員
多いので4つと5つに分けてやらせていただけますか、委員長。
○今井 委員長
簡潔に。
◆笹井 委員
簡潔にさせていただきます。
では、先ほど軽度難聴児補聴器給付のことを聞いていただいたので1つだけ、先ほど上薮委員から言われたことはぜひお願いしたいのですけれども、申請が5件以上あった場合についてはもう次の年ですよというふうになるのかどうか、その辺はどれぐらいのニーズがあるのか私らもよくわからないんですけれども、5人分って決めたけれど例えば6人か7人がそれを欲しいなと言われたときには予算がついていないけれども、子どもさんのことなので一年一年が発達なので、5人分に決めた根拠も含めてお願いしたいと思います。
それから、124、125ページですけれども陵南の森総合センターの工事請負費の維持補修費が300万円ほど上がっていますけれども、一般質問でもお願いしたんですけれどもヘルストロンが本当にぼろぼろなので、市長にまたあそこに座っていただきたいなと思っているんですけど。
いろいろ工夫していただいてもう相当になります、あれも。それで、館長さんともお話しさせていただいたこともあって、カラオケなんかももともとは買っていたけれども、逆にリースにしたほうが曲目もあってかえって安くつくということもあったりとかでそういう形に変えられているとか、ヘルストロンもそんなリースというのもあるらしくて、今の台数が全て要るのかどうかというのもわかりませんけれども、大変古くなっていますのでぜひ改善してほしいけれども、こういうのはここには入っていないと思いますがお考えを聞かせていただきたいというのと、143ページの生活保護の中の委託料、健康管理支援事業業務委託料です、1,600万円ほどの予算がついている一部ですけれども、この内容というのはどういうものなのか。これ予算概要にも載っておりましたのでこれがどんなものなのかということで、歳入の41ページに生活保護適正実施推進等事業費補助金というのが出ていますけれども、これとは整合性があるのかどうか、それをお聞きしたいと思います。
それから、4つ目、149ページの衛生費ですけれども、今回コロナウイルスのことでここに予防費の需用費として消耗品や医薬品、151ページの環境衛生費で需用費の中に消耗品費や薬品代などが計上されていますけれども、このコロナウイルスの影響でマスクや消毒液などが大変不足しているというのはもう皆さんご承知のとおりだし、いろいろお聞きするとあともうちょっとだというところもあるので、これ議会ではコロナウイルス対策の本部会議の概要というのを局長がしっかりまとめてくださって、いつも2日置きぐらいか1日置きにいただいているんですけれども、そこに市立保育園では保育士用として800枚、給食調理員用として1,700枚の在庫があって、今後各自での対応が困難になってもある程度の融通がきくというふうなことが載っていまして、実際に今どのような状況になっているのかというのをお聞きしたいと思います。
それからもう一つは、もうついでですので152ページの休日急病診療所運営費、それから154ページに南河内北部広域小児急病診療事業運営費が出ているんですけれども、ここでも消耗品とかが計上されていますけれども、マスクや消毒液の対応ができているのか、またコロナウイルス対策についてはどのようにされているのか、以上5点、お願いします。
◎桝井 障害福祉課参事
5人の根拠ですけれども、大体先天性で難聴を持って生まれる方というのは0.1%とされていますので、羽曳野市では大体19名ぐらいかなというふうに言われています。その中でも半数の方は障害者手帳を持っておられますので、そちらの方は補装具で支給があります。こちらは60デシベル以上ということで、本当に軽度の方です。それで、市の制度になるんですけれども、その間にもう1段階、府の制度で補聴器補助というのが入っていますので、そこから考えましても本当に少ない人数でいけるのかなと。
平成28年ぐらいから始まっている事業なんですけれども、ほかの市を見ましても大体2、3名、近隣だとそれぐらいで推移していますので、相当大きな市でないとそんなにたくさんのご希望はないのかなというふうに思っています。
でも、子どもさんのことですし更新も5年に1度いけますので、要望がありましたらそちらの対応はしていきたいと思っております。ご理解よろしくお願いします。
以上です。
◎豊田 陵南の
森老人福祉センター所長兼陵南の森総合センター所長兼陵南の森公民館長
まず、陵南の森の維持補修費300万円余りつけさせていただいている分につきましては、高圧ケーブル等の取りかえ工事となっております。
ヘルストロンの改善につきましては、御存じのとおりヘルストロンは頭痛、肩凝り等に効果がある椅子タイプの健康器具です。購入以来28年が経過しており劣化が目立っておりますが、今回は施設全体の改修費を計上させていただいたところです。
引き続き、施設全体の改修を優先しつつ、これらの設備も含めまして改善、更新等を安全第一に計画的に実施していきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
以上です。
◎和田 生活福祉課長
ご質問いただいた生活保護総務費の委託料のうちの健康管理支援事業業務委託料ということで、その内容のご質問だと思われます。
平成30年度の改正保護法によりまして、令和3年1月から保護の実施期間において被保護者の健康管理支援事業を実施することが義務づけされたことによるもので、生活保護制度は被保護者の最低生活を保障するとともに自立の助長を図ることを目的としております。自立の助長には経済的な自立だけではなくして、日常生活や社会生活自立といった側面からも支援を講じていくことが必要です。
そこで、健康上の課題を抱えるケースが多いと考えられ、その健康問題を把握し、生活の質の向上及び健康保持増進を図るため、医療と生活の両面から被保護者の健康管理を支援するものです。
具体的には、レセプトデータの分析といたしまして、被保護者のレセプトを用いて医療扶助の負担が大きい疾病など被保護者の受診状況、特徴や課題を分析いたします。その中で生活習慣病の発生予防、重症化予防や頻回受診における医療機関の受診行動の適正化などに係る支援を行うものです。
あと、補助の部分で生活保護適正実施推進等事業費補助金との整合性ということでのご質問もあったかと思われるのですけれども、その部分に関しましては4分の3の補助率の予定となっております。
以上でございます。
◎田中 保険健康室長
委員からご質問のございましたマスクや消毒液などの現在の状況についてでございます。
現在、各種衛生用品、とりわけマスクと消毒用アルコールにつきましては、国内需給が逼迫しており入手しにくい状況が続いております。委員がおっしゃったとおりですけれども、マスクや消毒液などは先ほどお示しした予算ではあくまでも庁内各部局が業務上必要な物資として必要量をストックしているもので、今回の
新型コロナウイルス対策としてストックしているものではなく、十分に在庫を確保している状況とは言いがたい状況ではあります。
しかしながら、それぞれの部局が連携し提供し合うことによりまして、手指消毒アルコール剤を全公共施設への設置を行うなど、来庁者が手指消毒できる環境は整えさせていただいているところでございます。
なお、国と民間企業が協力してマスクの国内生産の強化や輸入品の確保に取り組んでおられますことからいずれは品不足は落ちつくものと思われますが、
新型コロナウイルス肺炎の終息が見えないことから、市民の皆様へは風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人のせきエチケットや手洗いなどの実施がとても重要であるということを市ウエブサイトや先日は自治会の回覧なども活用させていただきまして注意喚起、啓発等をさせていただいておるところでございます。
あと、委員お示しのとおり市では
新型コロナウイルス感染対策本部を立ち上げまして、さまざまな情報を集約するとともに、拡大防止のために行政として判断しなければならないことを検討、決定をしておるところです。今後も各部局が情報共有、連携、協力してしっかりと対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
◎中村 健康増進課長
羽曳野市休日急病診療所の
新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、小児急病診療事業も含めまして羽曳野市休日急病診療所
新型コロナウイルス感染症対策協議会というものを、医師会、歯科医師会、薬剤師会、業務委託を行っている医師会事務局、あと健康増進課が参加して、業務の確認、取り決め、協議等を行っております。
具体的に申しますと、診療所内での院内感染防止対策として入り口での手指消毒、患者の動線の工夫、特に症状のある方の分離、待合室での人と人との間隔の確保、院内の換気、多くの人がさわる場所やものをアルコールで消毒を行うなどについてです。従事者については、朝の検温、手指の消毒、サージカルマスク着用の徹底、必要時に防護服、ゴーグル、N95マスクの着用などについて医師会などと確認を行っております。
また、休日急病診療所ではPCR検査は実施できないため、
新型コロナウイルス受診相談センターにそういう症状のある方に対してはわかりやすく表示して、休日急病診療所を受診していただくことなく直接相談していただくように対策をとっています。
次に、このような
新型コロナウイルス感染症対策を行うに当たって、物品の供給ができているかというご質問につきましては、休日急病診療所は医療機関としてマスク、アルコールなどを定期的に購入しておりますので不足は生じておりません。保健センターにつきましては、マスクは職員個人で用意できており、あと手指消毒剤などにつきましても確保できております。
以上です。
◆笹井 委員
軽度難聴児の補聴器については、桝井さんからもしあれば対応していきたいとおっしゃっていただいてありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。
ヘルストロンにつきましては、前も市長に見に行っていただいて、あそこ物すごくじゅうたんが悪くてもうガムテープでとめてあったやつを見ていただいて、これではいけないなと言ってくださったので、ぜひ一度お出かけいただいて座っていただけたらと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
それから、生活保護の健康管理支援事業業務委託料につきましてご答弁いただきました。法が改正されたということで、そういうことも含めて健康管理をしていくということはとてもよくわかるんですけれども、その中で生活の質の向上とか健康保持の増進を図るため、医療は医療券があって受診に行かれるけれども、生活の面からケースワーカーさんが被保護者の健康管理をするというのは大変難しいことじゃないかなと思います。特に高齢の方だとか結構精神を病んでおられる方とかというのも大変多い中で、なかなかケースワーカーさんが面談をすることはもちろん義務づけられてはいますけれどもそこまでの対応ができるのかなということで、私はどうなのかというふうに思っています。
今、1人のケースワーカーさんが何件くらいケースを持っておられるのかということと、実際にそういった支援がその対応の中でできるというふうに思っておられるのかどうか、ここはお聞きしたいというふうに思います。
それから、コロナウイルス対策で先ほど今のところ入手しにくい状況で、今連携し合って使い合っていると、今のところはまだ確保されているというふうにお聞きしているんですけれども、ただこれ庁内だけとかじゃなくておっしゃっているように公共施設、保育園、さまざまな施設ありまして、必要性が物すごく高いところと必要性の低いところというのもあると思うんですけれども、せっかく対策本部を立ち上げていただきましたので、田中さんなら田中さんがそういうことをまとめていただいて、そこに集中して足りないとか足りるとか、もう切れるとか切れないとか、そういうことが各施設だとか部署だとかから出てきて、一括に1つのところで集約しながら、なくなったときには余っているところから少し融通してもらうとかそういった対策をとっていただくというのができるのかどうかお答えいただけたらというふうに思います。
先ほど、市民には回覧などで周知しているというふうにおっしゃっていましたけれども、私のところに電話かかってきて、大家さんですけれども、回覧を回すけれども集合住宅の人なんかは見ないし置いていたらもう1カ月ぐらいかかって回って全然見ないんだと。もう一人、渡辺議員のところにもこの周知というのが、情報提供はホームページとかでしていただいているけれど高齢者はほとんどそれを見られないということで、この周知方法ですけれど、全てとは私言いません、回覧で回してオーケーなものもあるけれど、これは冷蔵庫にでも張ってここへ問い合わせてくださいだとか、でももうあれたくさん書いてあって、私の家にも来たけれどB4表裏に書いてあるから何書いてあるかわからない、見て、ああ大変だなという感じだけで、回してしまったらもうわからないので、もし次に回覧、何か大事で市民全体に知らせたいということについてはA4ぐらいの用紙で各戸配布、広報のように置いておいてくださいと、張っておいてくださいとかというようなそういうようなことに取り組んでいただけたらうれしいなというふうに思っています。
休日急病診療所の対応はとてもしていただけていますので、特にありません。
以上です。
○今井 委員長
4点ですね。
◆笹井 委員
はい。
◎和田 生活福祉課長
委員からのご質問でケースワーカー1人当たりの担当件数ということでのご質問ですけれども、社会福祉法では1人当たりのケースワーカーの担当件数は80というふうに定められております。ケースワーカーにも週4日勤務の再任用のケースワーカーも1人いるんですけれども、その者を除いては実際1人当たりの件数は80ケースを超えておって、中には100件を超える件数を担当しているケースワーカーもございます。
そういうことも踏まえまして、ケースワーカーに負担がかかることはないのかということのご質問だと思われるんですけれども、これまでもその辺に関しましては答弁させていただいているところもございますけれども、生活保護のケースワーク、対応業務ですね、一から十までケースワーク任せというわけではなく、例えば初期相談は面接相談員、就労相談は就労支援員、あと高齢者の見守り支援の相談員と専門の嘱託職員がケースワーカーの負担を少なからず軽減しているところです。
今回分析につきましては業者に委託しますけれども、生活習慣病の発生予防、重症化予防や頻回受診というところで医療機関の受診行動の適正化などの助言、指導が必要なケースはケースワーカーが生活状況の確認等、定期訪問する際に合わせて助言、指導をして、できるだけ負担がかからないように効率的に事務を進めていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
以上でございます。
◎田中 保険健康室長
笹井委員の再質問にお答えさせていただきます。
アルコールの手指消毒につきましては、健康増進課、保健センターで集約して各公共施設への配布はさせていただいております。ただ、あくまでも市の施設ということで、外部となってまいりますと、済みません、これは私の個人の判断ではできませんので、対策本部がございますので、この中でいろいろ協議されて決定されていくものと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
回覧につきましても、まさに委員ご指摘のとおり市としましてはホームページだけでは知り得ないという市民の方もたくさんおられるという判断のもと、今回は回覧という手法をとらせていただいたところですので、再度配布するとかということであれば本部会議で審議、決定されるかと思いますので、済みません、よろしくお願いいたします。
以上です。
◆笹井 委員
生活保護のご答弁でしたけれども、100件もケースを持っておられる負担というのは確かにあると思うので、さまざまなところで対応はしていただけると思いますけれども、私は国が法を変えて進めるんだったら支援が必要な人には、先ほども就労支援の対策があったりとかという中ではそういう生活習慣病なんかに対応する職員さん、そういったものを国として配置もしていただきたいし、市としてもそういうことへの配置をぜひお願いしたいなと。それで効果が出ればとてもいい改善になるというふうに思いますので、お願いしておきたいと思います。
医療は何回も何回も違うお医者さんに行かれて薬なんかもたくさんもらわれるという方もいらっしゃるというようなことが前もあったんですけれども、ただ受診行動の適正化という名のもとに医療の抑制にならないように十分気をつけていただくことと、藤井寺では医療券じゃなくて医療証明書をお渡ししているというふうにも聞いておりますので、医療が受けやすいそういったことにも取り組んでいただけたらと提案をしておきます。
コロナウイルスの対応については、ぜひ対策本部で回覧のこととか配布のことだとか、公共施設は出先とはいえども市民が使っているところなので、指定管理さんと連携するなり、それから保育所なんかはもう直接ですので、そういうところもありますのでぜひよろしくお願いしたいと思います。
1回目は終わります。
それでは、今度はこども課のことが主になりますのでよろしくお願いします。
131ページに民間保育所と、それから公立の保育所の職員のこととか補助金などが載っておりますが、この2020年度の保育園児の申し込み、こども園も含めまして申し込み人数と、まだ決まっていないかもしれませんけれども、今申し込まれたけれどもまだ決まっていないという子どもさんがどれぐらいかというのをお聞きします。
2つ目に、133ページの保育所修繕、133ページの需用費というところに修繕費ってありますけれども、これ公立保育園の修繕費だというふうに思います。450万円というふうに組まれています。相当公立園は古くなってきていますのでこれで対応できるのかなというふうに思っていますが、現場からの声などにも対応できているのかお聞きします。
それからもう一個、予算概要の19ページに保育施設電気錠、防犯カメラ設置事業というのがありますけれども、これ質問もさせていただいて、脅迫メールが来たときに保育園や幼稚園の安全性はどうかということを質問させていただいて、そのときのご答弁は安全管理員さんのような形で対応ができればというご答弁をいただいていたんですけれども、今回これを見ましてこういうロックをかけるとか防犯カメラでの対策をしていただいたんだなというふうに思っています。
ただ、市長の施政方針のところには3園と書いてあったんですけれども4園じゃなかったかなと。向野はついているとお聞きしていたのであと4園というふうに思っていたんですけれども3園って書いてありまして、もう1園は多分島泉保育園だと思いますが設置されないのかというのをお聞きします。
それから、緊急通報システムが幼稚園にまだ入っていないということだったので、そのことについてはどのような対応になっているのかお聞きしたいと思います。
それから、139ページのこども園についてですけれども、こども園費の委託料の中の下から2つ目に調理業務等委託料というのがありますが、現在何人で何食調理されているのかお聞きしたいと思います。
それから、保育園は余りこの幼児教育の無償化の項目が出てこなくて申しわけないのですが、こども課の方がいらっしゃるので、幼稚園にはそういった項目が結構出ているんですけれども、この幼児教育・保育の無償化が始まって、去年の10月からでしたので去年は10分の10が公立の保育園にも入るというようなことだったのですが、来年からどうなるのと聞いたときには来年になってみないとわからないと、今は全額入っているのでということだったんです。
私もいろいろこれ見ますけれどもよくわからないので、実際には市負担はこれまでと比較してどうなんだというようなことがもしわかれば教えていただきたい。
以上です。
○今井 委員長
5点やね。
◆笹井 委員
そうです。
◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長
笹井委員お尋ねの件につきまして、順次お答えさせていただきます。
まず、今年度の入園の状況でございますけれども、細かい数字は持ち合わせておりませんが、市立幼稚園につきましては前年までと同様に今回も40名程度少ない申し込み状況となっております。また、市立保育園全体におきましても、全体の数字としては去年よりも減少しております、若干需要が落ちついてきたような様子でございます。
ただ、保育園の入園につきましては今2次検討を、4月1日に向けての2次検討をさせていただいている状況ですので、済みません、細かい数字のところはお答えすることが現時点でできません、また後ほどお伝えしたいと思っています。
次に、2つ目です、保育園の修繕費に関してですけれども、現場の声にどういうふうに対応しているのかというところでございます。こちらの保育園の修繕につきましては各園の要望がありますので、それぞれ聞き取った上でまずは子どもたちの毎日の保育に対しての安心・安全の部分を最優先に対応するように、ほかについても順位をつけて対応するようにしております。
次に、保育施設の電気錠と防犯カメラ、そして幼稚園の緊急通報システムに関してでございます。予算上では、電気錠、防犯カメラについては委員がおっしゃられた向野保育園以外の4園について予算を計上しておりますので、実施していきたいと思っています。
また、幼稚園の緊急通報システムにつきましては、幼稚園とのやりとりとかも含めましてまだ検討中でございます。今後、できるだけ進めていきたいと思っています。
続いて、こども園の調理業務等委託料に関してです。現在、何人で調理していて何食調理をしているのかというところでございますけれども、今現在は嘱託員1名と委託による非常勤1名の原則2名体制で、2号認定児の給食と検食用の合わせて約20食の調理を行っています。
最後に、無償化に係るところですけれども、こちらは昨年9月の議会でも渡辺議員からご質問がありましたのでお答えしていると思いますけれども、令和元年につきまして、負担分は全額を国庫で補助ということですけれども、令和2年度からは原則新たに無償になってくる保育料の法定分の4分の1と公立保育料の10分の10が市の負担となってきます。
今の概算ですけれども、この部分だけを捉えれば約8,000万円から1億円ぐらい市の負担がふえるということになりますけれども、国は市の負担分については交付税で算入するというふうに申していますので、そこら辺はあわせて今後検討していきたいと思っています。
以上です。
◆笹井 委員
ことしは幼稚園の入園児が減ったというのは承知していますけれども、保育園も少し落ちついてきているというようなことですけれども、また2次の入園の決定をされてからになるとは思いますが、やはりそれでも毎年待機児、年度末になっても60人ぐらい、いろいろさまざま内容の違いはあるかとは思いますけれども入りたくても入れないという方の声も聞きますので、ぜひまた教えていただきまして、できるだけその方の状況に沿って入れていただきたいなというふうに思っています。
それにつけても枠が狭い部分、特にお聞きしているのは、ことしゼロ歳は割とあいているんだけど、育児休暇をとる関係でね。1歳と2歳でぐっとまた広がると。これ前から市長にもお願いしていましたけれども、どうしても島泉保育園がこれで廃園になっていく。今もう0歳、1歳、2歳保育がありませんので3歳、4歳、5歳保育だけの施設になっているので、こども園が。この辺のどうしても足りなくなるのをいろいろベビーハウス社協さんも協力して広げていただいたりはしていますけれども、やっぱりもともとの器が西には少ないというふうに思いますので待機児解消にはぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。
それから、保育所の修繕ですけれども、実は私の孫が島泉保育園に行っておりまして4歳児ですけれども、床がガムテープだらけだったんです。この間、きれいにもうぴかぴかにしてもらってとても楽しくリズムをやっているみたいですけれども、先生にお聞きしたら大分お願いしているけれど、市の都合もあるだろうと思うけれどなかなか取り組んでいただけなかったというお話も聞いていまして、財源が限られているのはあるけれどもやっぱり本当に危険だし、子どもたちがいる場所というのは、私が行っても足がささくれ立つぐらいの感じだから、本当によくけがもせずに帰ってきているなと思うんですけれども、そういうところを順次直していただいていると思いますけれど、相当傷まないと手を入れていただけないのかなという思いを実感しましたので、ぜひしっかり見ていただいて安全な対応をしていただきたいなというふうに思います。
それから、保育施設の電気錠と防犯カメラの設置については4園でということですので、ありがとうございます。
幼稚園の緊急通報システム、これ予算かかるんですかね、どれぐらいのものかわかりませんけれども、やっぱりいざというときには通報ができるというそういうことってとても大事なんじゃないかなと、危機管理としてぜひ取り組んでいただくことをお願いしたいと思いますが、検討中というのはほかに財源のことなのか何か理由がもしあるんだったら教えていただきたい、つけにくいとか何かあるんだったらお聞きしたいと思います。
それから、こども園の調理ですけれども、嘱託と非常勤の2名で20食分だと。もともと調理をするということで建てていただいたものなので160か180ぐらいの給食がつくれる施設なんです。無償化が始まりましたでしょう、だからお金も前にお母さんたちに聞き取ったときには保育料にプラス2,000円ぐらいだったらいいけれど3,000円、4,000円になったらしんどいみたいなお話も聞いていましたけれども、今回そういうこともなくなりましたので、当初の計画どおり、お母さんたちの声も聞いていただいたらいいと思いますが余りにももったいない、あの給食施設を使うべきじゃないか。
それはなぜかというと、もう一つ、今度(仮称)西部こども未来館は開設されましたらほとんど2号児なんですよ、もう逆にお弁当を持ってきている子がちょっとになってしまうわけです。そんなときにお弁当と給食が入りまじれるものなのかなというふうに思うんです。みんな一緒に食べるということを中学校給食でもずっと言わせてもらっていますけれども、それが食育だし教育・保育なんです。ぜひそういう観点から取り組みを、全員給食にこの機会に切りかえていただけないかなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。
以上、2点。
◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長
今の2点についてお答えします。
まず、幼稚園の緊急通報システムにつきましては、十分に園との時間がとれなかったということと、13ほど園がありますので全部の調整がつかなかったということと、あと幼稚園に関しては登園とか降園に関しては集団でお母さん方に迎えに来ていただけるので、あとはその間は施錠していますので、一定その辺の意見のところもまだ十分とれていなくて今回検討ということにさせていただいています。
次に、こども未来館たかわしにおける全員給食のところですけれども、委員御存じのようにこども未来館たかわしにつきましては大半が1号児、いわゆる幼稚園児でございます。羽曳野市の幼稚園につきましてはお弁当が原則ということになっておりますので、今のところ1号児が大半である園については全員給食という考えは持ち合わせておりませんのでよろしくお願いします。
◆笹井 委員
幼稚園の緊急通報システムはまだ幼稚園と十分話し合えていないということなので、ロックはしてあるだろうけれども緊急の場合のシステムというのは違うところにつながるわけですから、ぜひ早急につけていただきたいなというふうに思います。
それから、今森井課長おっしゃられましたけれども、1号児なんですね、ほとんどが、それはわかるんです。けれども、立派な給食施設があるんです、それを幼稚園がお弁当だからという論にはもうならないと思います、私。だってこども園にしたわけでしょう、こども園は幼稚園と違うんです。市長がこども園で質の高い保育をというふうに思ってやっておられるのだったら、逆にそういうものをこれからこども園化を進めるというのが方針でしょう、だからそれから考えたらもう最初からそういうことを方針にしてやっていくべきだと私は思いますので、ぜひこの無償化にも取り組まれて保育料の負担もなくなったわけですから、本当は子どもたちの副食費を払わなくていいよう国が取り組みをしてほしいですけれども、まだそこまで進んでいませんけれども、今までどおりぐらいの負担で給食が食べられるということですので、お母さんたちもそういう今の情勢の変化でいろんなご意見もあると思いますので、ぜひ全員給食に取り組んでいただくようにお願いしておきます。
以上です。
○今井 委員長
ここで昼御飯にしたいと思いますので、1時からまた始めたいと思います。よろしくお願いいたします。
△休憩 午前11時58分
△再開 午後1時零分
○今井 委員長
それでは、休憩前に引き続き審査を再開したいと思います。
その前に、審査の再開に先立って皆様にお願いがございます。
きょう、3月11日は東日本大震災が発生しまして丸9年でございます。発生した午後2時46分に館内放送がございます。審査を中断し、放送に合わせてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思っております。
時間が参りましたらご案内を申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。2時46分ですけれども、大体3分ぐらい前にやりたいと思っております。2時46分ちょうどに行いますのでよろしくお願いいたします。
それでは引き続き、審査を再開いたします。
教育委員会、こども未来室に出席していただいていますので、まず議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」の中の教育委員会、またこども未来室関係の質疑に入りたいと思っております。これは歳入歳出含めてお願いいたします。
それでは、各委員、質疑はございますか。
◆金銅 委員
それでは、1点だけお願いします。
補正予算の63ページ、教育費ですけれども、節19です、負担金、補助及び交付金の学校給食事業補助金1,088万6,000円、この件についてこれは何かということだけ教えていただけましたら。よろしくお願いいたします。
◎福田 給食センター所長
金銅委員からご質問いただいた学校給食事業補助金についてご答弁申し上げます。
こちらですが、学校給食調理業務、配送業務等は有限会社はびきのエル・エスに委託させていただいております。こちらの有限会社はびきのエル・エスで必要とされます主に人件費等につきましてこちらの補助金で賄うような形で支出させていただいております。
以上です。
◆金銅 委員
わかりました。今のお話でしたらエル・エスの人件費ということで、人数はわかりますか。お願いします。
◎福田 給食センター所長
はびきのエル・エスの正社員ですが12名となっております。あと、再雇用等ありまして、全てパートとかも合わせまして約55名の方々、これは配膳員は含めませんが55名の方が働いておられます。うち、パート調理員が27名、別に各小学校の配膳員としてパートの職員37名が別に働いておられます。
以上です。
◆金銅 委員
今、答弁いただきましたこの1,088万6,000円、この分はどれなのか。今のは全員の人数でしたね、この1,088万6,000円はこのうちのここというのを教えてもらいたいです。
◎福田 給食センター所長
こちら減額となりました1,088万6,000円はどれに相当するかといいますと、パート調理員が4月当初より欠員が生じている状態でありました。特に夏ごろ、8月、9月以降退職された方が多く出まして最大で欠員が7名という状態の時期がありまして、それが若干補充ができても1月までは欠員がずっと続いていたという状態で、それについての不用となった人件費につきまして今回減額という形で計上させていただいた次第となります。
◆金銅 委員
今のお話でしたら8月、9月から7名の欠員ということで、1月まで、現状この欠員というのは埋まったのかな、それともまだ埋まり切っていないのか、埋まっていないなら何人埋まっていないのか教えてください。
◎福田 給食センター所長
こちらの欠員ですが、1月まではなかなか厳しい状態で正社員等がその分の穴埋めをさせていただいたのですが、幸いでありますが2月で定員が埋まりまして、2月、3月につきましては定員どおり補充されている状態となっております。
◆金銅 委員
わかりました、ありがとうございます。
◆笹井 委員
同じところで、コロナのことでお聞きしたいと思います。今、金銅委員から詳しいことは聞いていただきましたけれども、今コロナウイルス対策ということで学校が休校になっているのでそれこそエル・エスもお休みだということになっていると思いますけれども、先ほど示していただいたパート調理員だとか配膳員さんだとか配送員さんもいらっしゃるのですが、実際に今どんな形で勤務をされているのか、お休みになられているのかということと、エル・エスはマスクとか消毒液、こういったものはきちっと確保できているのか、その2点。
◎福田 給食センター所長
ただいまの笹井委員のご質問についてご答弁申し上げます。
まず、休職の状況ですが、正社員、再雇用等は全員出勤しております。配送等は正社員、再雇用等で賄っております。うち、給食等をしていただいているのはパート調理員、配膳員の方々という形になります。パート調理員ですが、現在定員を満たしておりますと先ほどお答えさせていただきましたが27人が定員ということで現在27名の方を雇用させていただいている状態で、そのうち22名の方に現在休職をお願いしている状態であります。パート配膳員につきましては、37名全員の方に現在休職していただいております。
あとそれから、マスク等の件でございますが、幸い世間一般でいいますと一気に不足する状況の直前に業者に発注させていただいておりまして、マスク、アルコール等は4月以降の給食には十分な数を確保させていただいております。
以上です。
◆笹井 委員
ほっとしました、マスク、消毒液があると言ってくださって。
今、このコロナのことで休校になったことにより休んでいただいているパート調理員さんが22人と配膳員さんは37人全員が休んでおられるということですけれども、実際にこの方たちの休業補償というのはどうなっているのか。議会事務局にあった資料を見ましたら、給食センターのパート職員に対する休業補償はまず賃金の60%を補償し、国の施策により上積みを検討することになりましたということでしたが、この辺のあたりどうなのかお願いします。
◎福田 給食センター所長
休職していただいておりますパートの方々についての補償としましては、現時点では労働基準法第26条に基づきます平均賃金の6割、こちら過去3カ月の平均賃金をとりまして、そちらに対する6割を休業手当として支払う予定となっております。それ以外につきましては、まだ現在検討中となっております。
以上です。
◆笹井 委員
わかりましたけれども、今回のこのウイルス感染によって子どもさんを預けられないし、お母さんたちも働けないしこういったパート職員さんなんかが働きたくても働けないという状況なので、休業補償は今国会でも財政出動を緊急にすべきだという議論がされていて、きのうだったかな、国の施策で一定手当をしますというようなことが出されて、フリーランスとひとり親だったかな、個人業種、そういう人に手当をしますみたいなことだったんですけれども、それは具体的には全然なっていませんので実際にどの程度の支援があるのかというのはまだ自治体もつかんでおられないと思いますけれども、ここエル・エスですのでエル・エスの範疇とはいえども休業を余儀なくされている非正規の方々には賃金減少相当分は国から出るのか市が出すのかということはありますけれども、ぜひそういう補償をしていただきたいということだけ述べておきます。
○今井 委員長
ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
質疑が出尽くしたようですので、次に議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」の質疑に入ります。
これについては、まず歳出の款10教育費に関しての質疑をお願いいたします。
各委員、質疑はございますか。
◆上薮 委員
これはこども未来室の方も出ていただいているのでそこもありということでいいですか。
○今井 委員長
教育費に関係あるんだったらどうぞ。
◆上薮 委員
そうしましたら、まず予算概要の17ページですけれども、下から3つ目のところに教育・保育施設長寿命化計画策定業務とありますけれども、これはもう小学校、中学校は以前に出ていたと思われますけれども、今後の教育・保育のあり方で幼稚園、保育園の施設というものをどのような意図、目的でどのような方向性を持って策定されるのか、それをお聞かせいただきたいと思います。
次に、また同じく概要の25ページになります。真ん中とその下の欄ぐらいに高速・大容量のネットワーク環境を上が全小学校、下が全中学校に整備となっていますけれども、具体的にどのような環境整備をなされるのかと、ここ喫緊の小・中学校の整備状況を見ていると体育館の非構造部材であったりとかエアコンの設置であったりとかこれを一斉にやるのではなくて段階的に設置を進められているのですが、これは一斉にその環境を整備されるものと理解していいのか、それとも段階的にやっていくものという理解でいいのか、その辺の答えを教えていただきたいと思います。
それから、学習用端末の購入とありますが、これは以前、12月議会で僕も黒川委員もプログラミング教育の部分で生徒1人に1台のパソコンなりタブレットなりが必要ですよという提言をさせていただいたのですが、具体的に何台の購入数で生徒1人に1台が行き渡るのか、それを再度確認させていただきます。
続きまして、これも概要の27ページですけれども、中央図書館が20周年を迎えるということで記念イベントをされるということですが、具体的にどのようなイベントを考えられているのかお聞かせください。
そして次に、予算書の231ページ、節2のところの給料に職員給(4人)と出ているのですが、これ恐らく調べさせていただいた範囲では図書館の司書さんの数だと思います。図書館の司書に関しては現状で正規職員が4名、嘱託職員が18名、非常勤の方が15名で図書館における非常勤の割合が89%となっているのですが、この状況は近隣市の中でもかなり高いほうだと聞いております。そこで、近隣市の状況を教えてください。
また、正規職員が退職までの年数が迫っていると聞いていますけれども、現状を教えてください。
正規職員の司書をふやしていく考えが市としてあるのか、そちらを教えてください。
昨年、市内の小学校に司書が配置されていますけれども、今後、中学校には司書の配置はなされるのか、それの方向性をお聞かせください。
それと最後に、今後図書館を市民に利用していただける施策について考え方を教えてください。これが図書館についてです。
最後の質問です。概要の27ページ、新給食センターの事業手法等を検討とあるのですが、議場の中ではさまざまPFIとかそういったものも含めて検討していくというお答えは何度か聞いていますけれども、そうなるのであれば今の有限会社はびきのエル・エスとそのPFIの関係性というものは今後どのように考えられているのか、そちらをお聞かせください。
また、完全PFIにしたときと今のエル・エスでやっているときの費用面ではどちらのほうがかかりそうだと予測されているのか、そちらをお聞かせください。
以上です。
◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長
それでは、委員お尋ねのまず長寿命化計画についてお答えします。
本市の幼稚園、保育園、就学前の施設はその多くは築年数が30年を超えており、今後は集中的な更新時期を迎えることになってきますので、将来的に財政負担が集中するという課題が今予想されています。今回策定する長寿命化計画は、市立の教育・保育施設を安全性とか快適性などさまざまな観点から総合的に検討して、維持管理や修繕等の優先順位を設定して、今後発生するライフサイクルコストの削減を図るために策定しようとしています。
あわせて、平成30年度に策定した就学前教育・保育施設のあり方に関する基本方針に示す認定こども園化を基本とするという方向性にのっとり、中・長期的な視点で教育・保育施設に係る財政負担の軽減、平準化を進めていくことを目的として策定しようとするものです。
以上です。
◎粕谷 教育総務課長
私からは、委員からご質問のありました2点目、3点目、4点目につきましてお答えさせていただきます。
まず、2点目の高速・大容量のネットワーク環境整備ですけれども、どのような環境整備を行うかについてですが、各学校に大容量の回線を引き込み、その回線を児童・生徒のインターネット接続専用に利用しまして、セキュリティー対策といたしましては有害サイトなどへの管理を行い、極力学習時に制限のないような環境を構築いたします。
また、校内ネットワークにつきましても、各教室で児童・生徒全員が遅延なく無線ネットワークに接続し学習できる環境を構築させていただきます。
3点目に、高速・大容量のネットワーク環境ですけれども、一斉に整備するのか、それとも順位をつけて整備するのかにつきましては、高速・大容量のネットワーク環境の整備は令和2年度に全ての市立学校へ一斉に整備させていただく予定となっております。
4点目についてですけれども、学習用端末は児童・生徒に1人1台整備していくのかどうかということでご確認のご質問だったと思いますけれども、国から示されていますロードマップを参考にしまして、令和2年度から令和5年度までの4年間で全ての市立学校の児童・生徒に1人1台の端末の整備を順次行っていく予定となっておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
◎細井 図書館課参事兼中央図書館長兼古市図書館長兼羽曳が丘図書館長兼丹比図書館長兼東部図書館長
まず、20周年の記念イベントについてですけれども、令和3年1月より順次開始という形でやっていきたいと思います。ですので、令和2年から3年度にかけてという事業になります。1月からやるのは、内容については本の福袋といいまして袋に入れて何が入っているかわからないよというような本を貸し出すサービス、あと絵本作家の講演会、お話会に来ていただいた方へのスタンプラリーのような行事、それから子ども向けの春と秋に行う予定の図書館の書庫の見学ツアーというのを考えております。
それからもう一つが、夜の閉館後に行います夜の怖いお話会というふうな形で子どもが楽しめる企画を中心に準備中でございます。
それから、図書館における近隣市町村の非正規職員の現状ということでございます。
令和元年度の大阪公共図書館協会の統計がありましてそれに出ていますけれども、各市とも制度とか数のとり方の違いとかありますので多少御存じの数字と違う部分もあるかもしれませんが、大体の数字ということでお聞きいただきたいと思います。富田林市が57.4%、河内長野市が46.4%、これ非正規の割合です、松原市が80%、藤井寺市が40%、柏原市が77.8%というふうになってございます。
それから、定年退職の話でございますけれども、昨年度の平成30年度に1名定年となりました。今後につきましては、来年度ですね、図書館司書として採用試験を受けた2名の職員が来年度の令和2年度に定年、それから令和4年度に1名が定年というふうに続いていく予定になっております。
それから、少し飛びますけれども、図書館を市民にもっと利用していただけるような施策ということで、羽曳野市につきましてはほかの自治体に比べまして市内の図書館の館数だとか、それから特徴としては開館日数がお正月以外は毎日開館しておりますので開館日数の多さなど利便性についてはすぐれているという点があります。ただ、そこの部分を余り御存じない市民の方もまだまだいらっしゃいます、利用されていない方もたくさんいらっしゃいますので、こういう方々への利用を掘り起こす方向性で、職員のアイデアと知恵を絞って利用していただける魅力ある図書館にしていきたいというふうに考えております。
以上です。
◎高井 市長公室理事兼人事課長
私からは、正規職員の司書職を採用していく予定はあるのかとのご質問にお答えします。
図書館につきましては、図書館司書の有資格者を基本に配置しているところであります。現在、図書館に配属されている以外の職員で司書職ではありませんが事務職として採用された職員の中で6名、図書館司書の有資格者がおります。また、今後も事務職として採用された者の中で図書館司書資格を有する場合や現在の職員の中で新たに図書館司書資格を取得する場合も考えられます。
現行では、その経験を図書館業務に生かしてもらえるようにとの考えから、司書職として採用された職員についても他部署を経験してもらう異動も行っているところです。そのほか、再任用制度、今後は定年延長といった点もあります。
それらを総合的に考えた上で、今後の司書職の採用についても一つの選択肢として考えてまいりたいと思っております。
私からは以上です。
◎前田 学校教育課長
学校司書の配置のことです。答弁いたします。
本市では、中学校での配置は以前より年数を区切ってローテーションでどの学校にも配置しているところです。ただ、配置されている年度と配置されていない年度があったというのは事実です。その中で、今後は中学校においては任用の形態、例えば中学校配置の方に兼務をかけるなど工夫しながら配置を要望していきたいというふうに考えているところです。
以上です。
◎山本 教育総務課参事
私からは、新給食センターの事業手法等についてお答えします。
新給食センターの事業手法等につきましては、従来方式及びPFI方式などの官民連携手法について、給食センター整備及び維持管理運営事業に適用の可能性がある手法の比較、事業者の参入意向調査などを行い、その結果から本事業の実施に当たって最適な事業手法を選択してまいる予定をしております。
もし運営も含めてPFI方式で行うのであればはびきのエル・エスをどうするのか、関連性はというご質問だと思うのですが、令和2年度に給食センター事業手法等検討業務として専門業者に委託する予定をしており、その業務において運営方法及び費用面での効果等について調査、比較検討して最適な事業手法を選定してまいる予定をしております。
私からは以上です。
◆上薮 委員
まず、教育・保育施設長寿命化計画から要望させていただきたいのですが、先ほどの答弁では財政負担もあるため優先順位を考えてやっていきたいということですけれども、今の当市の現状としては、こども未来館たかわし、それと(仮称)西部こども未来館が今こども園として2園示されているわけです。方向性としては恐らくそちらにかじを切っていくのかなということは想像できるんです、その形から見ると。
じゃあ、そのためにこの長寿命化計画の保育園と幼稚園をどこまで選定するのかというのは今後のこども園の方向性もセットで考えていかないことには計画を出せないのかなと思っていますので、その辺の精査をしっかりとしていただいて、今後の方向性を早目に示していただくことをよろしくお願い申し上げます。
それと、高速・大容量のネットワーク環境の整備ですけれども、一応内容は理解しました。端末については令和2年度から令和5年度までの4年間で生徒1人に1台を整備していくような考え方だと理解しましたけれども、これ再質問させてもらいますが、令和5年度までの間の整備していく学校の優先順位はどのように決められるのか、今それを聞いていて疑問に思ったのでお願いいたします。
それと次、図書館司書の非正規率を聞かせていただきました。今いただいたご答弁では富田林市57.4%、河内長野市46.4%、松原市80%、藤井寺市40%、柏原市が77.8%、当市が89%です。図書館というのは、僕は市民が共有する財産として知的財産の分野として優先順位がかなり高いものだと思っているんです、これは未来永劫多分共有していくものかなと思っている中で正規職員の司書がかなり少ないのは何となく理解できないです。その正規職員の司書を今後明確にふやしていくようなビジョンを当市が持っているのかどうか、そこをもう一度聞かせていただきたいと思います。
それで、新給食センターの事業手法等に関しては一応専門業者に委託する予定ということですけれども、移転の方向性が示されている中でそういった切りかえの逆に言えばチャンスがあると思いますので、いろんな専門の意見は出てくるかとは思いますけれども、その移転の方向性の中できっちりと建設維持管理のコストとしてはどれがベターなのか、そしてまた運営としてはどれがベターなのか、しっかりPFIも組んで検討の方向を考えていただきたいと思います。
だから、質問はパソコン1人1台の優先順位と、そして司書の正規職員をふやしていく考えがあるのかどうか、その2点だけを再度お聞かせください。
◎粕谷 教育総務課長
私からは、学習用端末の導入順位ということで、それについてお答えさせていただきます。
令和2年度につきましては、小学校、中学校ともに1クラス分の端末を整備させていただきまして、どの学年ということはまだ何も決まっていないですけれども、その運用については学校で決めていただこうと、これから協議していこうと思っています。
あとは、国のロードマップを参考にしながら、例えば小学校におきましては高学年とか、あと中学校におきましては低学年からとかそういうふうな形で、それにつきましてもこれから協議しながら進めていこうと思っています。
以上です。
◎高井 市長公室理事兼人事課長
司書職の正職の採用についてお答えさせてもらいます。
今現在、明確にビジョンがあるわけではございません。図書館課とヒアリング等聞き取りで調整した上で、財政状況も見きわめながら市の全体のバランスの中で総合的に今後判断していくということになります。
以上でございます。
◎北川 市長
特に司書の採用について、私からお答えさせていただいておこうというふうに思っております。
確かに90%近いパートの司書を雇用するということについては数字的には確かに高いものではありますけれども、内容的には当市は小学校の司書について他市と比較していち早く採用して取り組んできたという経過があります。
ただ、市長として今お答えできることはしっかりと小学校、特にまた中学校については基本的には当市の職員が責任を持って子どもたちが読書に親しむようにと、そういったところも含めて取り組みの強化をさせていただきたいなというような思いをいたしております。
したがって、特に小学校低学年の司書についてはしっかりと当市の職員の司書が責任を持ってそういう形の中で取り組みをさせていただこうと、そのあらわれが司書の問題ではありませんけれども特に学童について当市の職員が必ず1人が1校を受け持たせていただいて、そして子どもたちとそういった形の中で勉強タイムといいますかそういった取り組みをさせていただいておりますので、その点についてはさらにそこを強化していくということでご理解をいただきたいな、そういった面では司書をただ単にパートだけで補っていいという思いはいたしておりませんので、そのこともあわせてよろしくお願いいたします。
◆上薮 委員
市長の熱き思いを訴えていただいて理解はさせていただきましたので。
図書館というのは、ここ最近の地方自治体の流れを見ていると割とどこでもまちづくりの一環として使われているんです。高齢者もパソコンが使えないとかそういう状況の中で、調べ物をされるときにまだ図書館を利用されているのも事実です。そういう中で、こういったものを調べたいというときに役に立っていただけるのが司書さんであり、そしてそこからまた地域のまちおこしとか、図書館レファレンスだったかな、そういう言葉が今はやっていましてそこからまちづくり的なものも生まれているんです。
こういう農業の産物があるけれども、何か有効利用の仕方はないですかとか司書に聞いて、それを実際調べられてまちおこしをされて成功されている例もあるので、図書館というのはこれから本当に大事だし、先ほども申し上げましたけれども市民が共有する知的財産で優先順位の高い財産だと思っていますので、市長は正規は少ないけれども司書の質としては充実させているよということなので、今後もその体制を維持していくことをお願いしまして質問を終わらせていただきます。
○黒川 副委員長
上薮委員の質問に関連して質問させていただきますけれど、このパソコンの生徒1人に1台というのはよくわかったのですが、前から言っているように教える先生が持っていないという状況でこの先生に対してはどういうふうなことを考えているのかお聞かせください。
◎粕谷 教育総務課長
学校の先生のパソコンの整備ですけれども、今、黒川委員がおっしゃるとおりですけれども、中学校につきましては1人1台のパソコンを先生方に整備されていますけれども、小学校につきましては1人1台というのはまだ整備されていないというのが現状です。
おっしゃるとおり、今回のGIGAスクール構想により令和5年度までに児童・生徒に1人1台の端末を整備するという予定ですので、それまでには先生方にも1人1台ということでこちらも今考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
○黒川 副委員長
わかりました。
◆金銅 委員
それでは、2点お願いします。
199ページ、一番下の節8の報償費の中で海外帰国渡日児童・生徒適応指導講師謝礼1,230万4,000円ですか、これ上がっていまして、昨年の1,000万円ちょっとから上がっているんですけれども。
これ外国からの児童・生徒だと思っていますけれども、まず市内にこの児童・生徒が何人ぐらいいるのかなと、それに対して先生も何人ぐらいおられるのかなというのが1点目、よろしいですか。
次、201ページの上のほうにあります支援教育相談員報償費が121万5,000円、これと支援教育の今度は支援員報償費ということで780万円上がっているのですが、これどちらも人数を、この相談員さんと支援員さんの人数を教えてもらいたい、この2点です。
◎前田 学校教育課長
先ほどの金銅委員のご質問に対して答弁いたします。
まず、渡日児童に関してというところですけれども、人数の前に渡日児童・生徒など日本語指導を必要とする児童・生徒及びその保護者が生活するために必要な日本語の習得支援及び母語保障の支援などに取り組んでいるということでの予算です。通訳の人数としては今年度21名、内訳としては中国語、ブラジル語など母語保障の通訳者及び日本語指導とか学習指導の際の支援者ということで、内訳としてはおります。
対象となった児童・生徒の人数ですけれども、今年度は14名です。必要とされる言語としては中国語、ネパール語、ビサイヤ語、パシュトゥー語、ベトナム語、ポルトガル語、韓国語などです。ただ、希少言語の一つであるパシュトゥー語などは通訳を確保できておりません、そういったところをまたサポートしているところでございます。
次です、支援教育相談員、支援教育支援員の人数ということですけれども、こちらも内容をお伝えさせていただきます。
支援教育相談員に関しましては、元教諭とか元支援学校長、あと悲田院等の児童発達支援センターの職員等、専門性を持った人に支援を要する子どもたちの相談や指導を初め、就学相談を支援していただいております。支援教育支援員は、元教諭、支援教育に理解のある方が、支援を要する子どもたちの教員に対して補助というような形で、生活支援、行動支援、学習支援、学校行事の支援等に取り組んでいただいているところです。
支援教育相談員に関しては今年度は4名来ていただいたりしております。支援教育支援員は今年度36名がいろんな学校にかかわっていただいているところです。
以上です。
◆金銅 委員
わかりました、ありがとうございます。
○今井 委員長
ほかに。
◆通堂 委員
それでは、先ほど上薮委員からもありましたけれども、また一般質問もされていましたけれども、校内ネットワークの整備に関してもうちょっとお尋ねしたいのですが、環境整備として今年度やられるということと、あと学習端末の整備については先ほど4年間かけて行われるとおっしゃっていましたけれども、国からの補助金というのがあると思うのですけれどもこれはどういった内訳になっているのか教えていただきたいと思います。
あと、幼稚園はまた別ですか。
○今井 委員長
こども課入っている。
◆通堂 委員
217ページの民間こども園費の節19の負担金、補助及び交付金、この民間こども園整備補助金、これはどこの民間園なのかお伺いいたします。その2点です。
◎粕谷 教育総務課長
通堂委員からご質問のございました高速・大容量のネットワーク環境の整備と、あと学習用端末の整備のそれぞれの国からの補助金についてですけれども、高速・大容量のネットワーク環境の整備につきましては、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金がございまして、こちらを活用いたしますと校内通信ネットワークの整備費用の2分の1を補助金として受けることができます。この補助金につきましては、利用できるのが令和2年度のみとなっております。
もう一つの学習用端末の整備につきましては、公立学校情報機器整備費補助金がございまして、こちらの補助金を活用しますと端末1台につきまして4万5,000円を上限に全ての児童・生徒数の3分の2台分を補助金として受けることができます。この補助金を利用できますのは令和2年度から令和5年度までの4年間となっております。
私からは以上です。
◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長
私からは、委員お尋ねの民間こども園の補助金についてお答えします。
こちらの補助金につきましては、認定こども園高屋保育学園の建てかえ整備のうち、1号児に当たるものをこちらで計上しています。
なお、認定こども園ですので2号児、3号児、いわゆる保育園児の部分につきましては141ページに同じ項目で計上しておりますので、よろしくお願いします。
◆通堂 委員
質問はもうないのですが、先ほどネットワーク整備事業で今お答えありましたように端末について4万5,000円を上限に補助があるということを言われていましたけれども、今のパソコンを見ると4万5,000円であるかなというのが甚だ疑問でありまして、また国からはそれに向けて機器を安く調達できるようにするということも言っていますので、国の動向をまた見ていただいて、またパソコン1台与えたらそれで終わりじゃなくて整備費とかいろいろまた今後絡んでくると思いますので、国の動向をしっかりと見ていただいて、また府とも協議していただいて今後取り組んでいっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
◆金銅 委員
先ほど聞き忘れていたことが1件だけありまして、支援教育の支援員の人数ですけれども、今36名という答弁をいただきました。毎年行政にはこの支援員をふやしてほしいというような要望をされているというのは耳にしていますけれど、人数が足りないから毎年要望されていると思うんです。
僕、一回一般質問させてもらったことあるのですが、他市に比べて羽曳野市の36名というのは正直言って少ないんです。その辺はどうお考えなのか、これ教育長に聞いたほうがいいのか、どうですか。今36名ですが、せめてあと何人ぐらいとかというのがあるのであれば、言いにくいでしょうけれども、でも必要なんですから支援員が。そこはなるかならないかは別にして各学校の状況を見たときにこのぐらいの人数は欲しいと思っておりますとかというのは大事な部分じゃないかなと思うので。
◎前田 学校教育課長
明確なお答えができるかどうかわかりませんが、今現在は学校が要望というか学校で支援教育支援員を探していただいて必要な人数を確保してもらうというようなところであります。でも、学校によっては人数的なものが足りないとか予算上もうちょっと上げてほしいということで、実は教育委員会としてはその辺の予算配分というのは学校ごとにつくらせてもらっているところです。
ただ、人数が何名というよりも学校ごとの今年度に支援が必要な人数が何名かというようなことは前年度に確認をとりながら予算配分しているところですが、どうしても回数が減ってしまうとかというようなところが例年ありまして、そのあたりで予算要求をさせてもらっているところです。
だから、明確にここで何名というよりは、今学校でこれだけ必要だというのを聞き取りながらやっているところでございます。
◆金銅 委員
わかりました。僕が質問したかったのは人数的に、36名はだめ、38名だったらいいとかそういうレベルじゃないと思っているんです。僕が前に一回一般質問させてもらったときに、多種多様だということからすごく範囲が広がっていることも事実です、昔に比べれば。その辺のことを考えて、私自身もこういう支援の必要な子には支援員が必ずついて安全面も踏まえてやっていただきたいので、これは教育委員会、また教育長にお願いしたいのですが、その辺のところをしっかりと分析していただいてきっちりとやっていただければ結構でございます。ありがとうございます。
○今井 委員長
ほかに。
◆笹井 委員
多いのでまた半分ずつさせてもらっていいですか。重なるところは省いていきたいと思うのですが、まずは5点、教育委員会を中心にさせていただきたいと思います。
205ページの委託料の一番下のところにプール授業支援業務委託料というのがありますけれども、この内容をお聞きします。
次に、207ページの小学校費の扶助費、中学校費の扶助費が213ページにありますけれども、これはいわゆる就学援助の対象になる子どもさんのものですが、これまでも就学援助に対して新入学学用品費というのがありますけれども、それを4月よりも前にということで努力していただいて今は4月の頭に支給していただいているという状況はあるのですが、やっぱり4月にはランドセルを背負って行くわけですから3月中に支給する、私もあちこち見ましたけれども申し込みはもう12月ぐらいからしているところもあって3月ぐらい、早いところは2月ぐらいとかという形で支給されるということもあるので、ここについてせめて3月に前倒しができないのかお考えをお聞きしたいというふうに思います。
それと、先ほどのGIGAスクール構想のことですけれども、皆さんおっしゃったのでほぼほぼわかったのですが、先ほどおっしゃっていましたけれどもこれ小学校だったら207ページの委託料の校内ネットワーク整備業務委託料とか備品購入費の義務教育教材備品購入費だとかというところなんだろうなと思います。この備品はタブレットで、ネットワークは端末をつなぐようなものだと。
これも先ほどおっしゃっていましたけれども、補助率2分の1でネットワークはもうことしやらないともう入ってこないと。タブレットは3分の2台分が4年間利用できると。これ本当にそれだけ入ってくるのかどうかお聞きしたいと思います。
これについては歳入でも出ているんです、41ページに多分小学校費と中学校費の補助金のところに情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金が大体これ金額的に2分の1に合っているので、タブレットは今4年間だけれどもことしについては丸々出しているというふうな認識をしているのですが、実際これがそのまま本当に入ってくるのかどうかというのを1つ聞かせていただきたいのと、それからさっきほかの委員さんもおっしゃっていましたけれども、1人1台のパソコンを買います、ネットワークはつなぎました、だけど保守点検って絶対要りますよね、その保守点検は渡辺議員の一般質問のときにはそこは市持ちですという話だったんです。
そうなら、これからずっとその保守点検とか、例えばその機械が破損したとか故障しただとかというのも全部市が持ってこれから持ち出さないといけないのかもう一回ここで確認をしたいということと、それから黒川委員から出ましたけれども、私も聞こうと思っていたんです、先ほどのお話で子どもには1人1台ずつ4年間で整備すると言っているけれど、粕谷課長のお話だったら小学校はまだ1台ずつ先生にも配られていないと、令和5年度までにはそろえますっておっしゃっているけれど、これこそ先生になかったらもう仕事できないんじゃないかなと、今でもいろんなことをパソコンでやりたいと思っても今持って帰れませんよね、端末も、それから持って帰って仕事するということはできませんよね。
ですから、パソコンがあくまで違うところで待たないといけないという話を聞いたりもするので、これ早急に小学校の先生の分は必ず整備をしていただきたいなと思うので、その件についてもう一回お聞きしたいと思います。
それから、ここでもコロナウイルスのことで学校の対応をお聞きしたいのですが、内容は先ほども申しましたように議会には割と詳しく報告をしていただいていて、小学校の今低学年で受け入れ登録は6名されていてということですけれど、今実際にどんな受け入れをされていてどんなふうに子どもが過ごしているのかお聞きしたいと思います。
それともう一点は、学校での今も出ていましたけれども支援員さん、支援学級の、それから学校の先生は講師が来られていて府の管轄になるとは思いますけれども、そういう方もこの間、休業しなくてはいけないという事態になっているけれども、その休業補償はどのように扱っておられるのか。
以上、よろしくお願いいたします。
◎粕谷 教育総務課長
まず、205ページのプール授業支援業務委託料についてですけれども、この内容はということのお尋ねなのですが、古市南小学校と高鷲南小学校につきましては現在自校のプールが使用できないため、近隣の学校のプールを共同利用してプール授業を実施する予定となっております。そのため、より効果的なプール授業を実施することから、また教職員の負担を軽減するためにスイミングスクールのインストラクターに来ていただきましてプール授業の支援をしていただく費用となっております。
続きまして、GIGAスクールの件で歳出と歳入の関係ということだと思いますけれども、まず校内通信ネットワークの整備につきましては先ほど申し上げたように国からの補助金を活用しましたら整備費用の2分の1を補助金として受けることができます。小学校につきましては、207ページの13節の委託料のうち、校内ネットワーク整備業務委託料ということで、この中の2億3,449万円を今回計上させてもらっていまして、その補助金といたしましては先ほど委員もおっしゃられました41ページの教育費国庫補助金の1節の小学校費補助金の情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金ということで1億1,724万4,000円となっております。
中学校につきましては213ページをごらんいただきたいのですけれども、13節の委託料の中で校内ネットワーク整備業務委託料ということで、こちらにつきましては1億2,208万7,000円となっておりまして、その補助金につきましては41ページの目3の同じく教育費国庫補助金の2節の中学校費補助金といたしまして情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金としまして6,104万3,000円というふうになっております。ということで、2分の1が補助の対象というふうになっております。
もう一つの学習用端末の整備につきましては、先ほど来申し上げました国の補助金を活用しますと端末1台につきまして4万5,000円を上限に全ての児童・生徒数の3分の2台分を補助金として受けることができますので、令和2年度につきましては市立学校の1クラス分の学習用端末を各校に整備するのですけれども、その学習用端末を全て補助金で整備ということで賄うことができますので、その3分の2台分の中から整備をする予定でございます。
小学校につきましては、207ページの先ほど委員がおっしゃられました18節の備品購入費の義務教育教材備品購入費といたしまして2,600……。
◆笹井 委員
わかります、大体、金額は言ってもらわなくても大丈夫です。
◎粕谷 教育総務課長
それに対応します国の補助金につきましては、41ページの小学校費補助金の情報機器整備補助金ということで同じ額となっております。
それで、中学校につきましては、213ページの18節の備品購入費ということで1,134万円というふうになっておりまして、それに対応します補助金については41ページの情報機器整備補助金で同額となっておりまして、国からの補助金の要綱をもとにこのように今回計上をさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。
続きまして、今回のGIGAスクールの端末の整備ということで、今後保守費用とか更新の費用がかかるのは補助の対象にはならないのかということについてですが、現在のところ補助金の要綱では補助の対象にはならないというふうになっております。
続きまして、教職員のパソコンを1人1台整備されていないところはどうなのかというところですが、先ほど黒川委員のところでも申し上げたとおり中学校につきましては1人1台のパソコンは整備されていますけれども、小学校につきましてはまだ整備されていないということで、委員おっしゃるとおり今回GIGAスクール構想ということで児童・生徒に1人1台というふうになっておりますので、現在教育委員会といたしましても授業を賄えるように先生方にも1人1台ということで今後整備していこうと思っていますので、どうぞご理解をよろしくお願いいたします。
以上です。
◎前田 学校教育課長
笹井委員の扶助費の件でお答えいたします。
これに関しては以前からも指摘があるところですけれども、4月1日時点で突然入学がなくなってしまうというようなこともあるために、入学が確認された時点で4月1日の早い時点で手続をしていくというようなことで本市においては取り組んでいるところです。
ただ、最短でも3週間程度かかってしまうというところでいくと入学後すぐにお渡しできないというところもありますので、そのあたり他市の状況を確認しながらどのような取り組みをしていったらできるだけ早く支給できるかというところは探っていきたいというふうに考えております。
次に、コロナに関することで小学校の受け入れに関してですけれども、本日把握している中では4名です。全学校で4名です。学校に周知している部分で言うと原則1人ということでお願いしていることと、保護者に安全上、送り迎えというところで制約がありまして利用は少ないのかなというふうに考えております。
ただ、感染拡大防止という観点ということで伝えているのですが、学校には受け入れのときにはいろいろ事情を聞いて判断してくださいということをお願いしているところで、そのあたりまた今後どのような状況になるかということも含めて学校と連携をとりながらやっているところです。
休業補償ですけれども、大阪府からの府費負担に関しては業務があればということで業務をしているところですので、学校長からはそのような形で児童・生徒がいなくてもこういう業務があるというような報告があればそういった形で補償しているところです。
以上です。
◆笹井 委員
支援員も一緒ですか、府費じゃないですよね。
◎前田 学校教育課長
支援教育支援員ですか。そちらは今、学校からは、例えば子どもがいるのでとかこういった作業をするのでというようなところで今現在学校長からは今来てもらっていますというような連絡は入っておりませんが、先ほど言ったように活用されるというようなことであれば相談に乗らせてもらっております。
◆笹井 委員
意見と再質問をさせていただきます。
プール授業のインストラクターの件ですけれども、これ何人に対応していただけるのかというのを1つお聞きしたいのと、それから現場の先生の声、去年やっているわけですからそういう現場の先生の声なんかを聞いてこのことを進めておられるのかというのと、それから3点目に去年初めて実施したけれども本当にさまざまな問題や課題があったと聞いています。そうした課題を克服するようなことができているのかどうかというのが3点目。
それから最後に、保護者へのお知らせについてこれもこの間、渡辺議員が質問させていただいたけれども古市南小は説明会があった、高鷲南小はお便り1枚で終わったということで、私、高鷲南なんですけれども、1枚紙をもらってきただけで、じゃあもう来年あるんだなみたいなそういう感覚を持っているんです、親は。そういうことを見ればことしはどんなふうにお知らせをするのか、そういう準備はどうされているのかお聞きしたいと思います。
就学援助の件は他市も研究してと前も言っていた気もしますけれども、4月1日現在でいるかいないかというのは確かにあると思いますが、本当に他市ではやっているので、どんな形でどういうふうな位置づけでやっておられるのかというのも含めてぜひ研究をし検討もして、4月にはもうランドセルを買ってもらって学校へ行くのを待つというような取り組みをぜひ要望しておきたいと思います。
GIGAスクール構想については、補助金なのでタブレットの分は入ってくるんだなというのはわかりましたけれども、保守費用は補助対象になっていないので、今後、教育費の負担がずっとふえてくるのかなと思っています。
あと、小学校の受け入れの分ですけれども、4人と言っていたけれど、もう本当に1人ずつぐらいですよね学校で、それどうやって過ごしているのかそれだけ教えていただきたいのと、講師の先生については仕事があるということで出てきていただければ休業しなくてもいいというようなことを今お聞きしましたけれども、支援員の方については今おっしゃっていたように子どもがいないので結局休業せざるを得ないという形になるのだろうと思いますけれども、そこについては市として手当をするというようなことはないのか。そこだけ教えてください。
◎粕谷 教育総務課長
笹井委員からの再質問ということで、プール授業の支援業務のところですけれども、まず1点目に何人のインストラクターが対応するのかということですけれども、1つの授業につきまして2名のインストラクターに来ていただきまして対応していただく予定となっております。
2点目ですけれども、令和元年度に実施して学校からどのような意見があったのかということですけれども、できればもう少しプール授業の回数もふやしたいなということとか、あと古市南小学校はスイミングスクールのインストラクターに来てもらっていましたけれども、高鷲南小学校には来てもらっていなかったということで、同じようにインストラクターに来てもらえたらという話もございましたので、今回それに対応できるようにはさせてもらっております。
あと、細かいところでプール授業をするに当たってどのように克服するのかということですけれども、これにつきましては受け入れ側の学校それぞれございますので、そこら辺は我々教育委員会の事務局を含めて3者で協議しながら進めていきたいと思っています。
4点目の保護者へのご連絡ですけれども、これにつきましてはまたこちらから改めて通知はさせていただく予定となっておりますので、よろしくお願いいたします。
◆笹井 委員
時期は。
◎粕谷 教育総務課長
この春ごろということで、細かいところも学校側とお話しさせてもらおうと思っていますので、よろしくお願いします。
◎前田 学校教育課長
過ごし方についてですけれども、学校によっていろいろとあります。図書館を使うというようなところもありますし、教室を使うということもあります。基本的には学校から持ってきた学習をするというような形でお願いしているところですので、そのあたりを教師が見ていくというような流れになっております。
長時間になりますので、運動場に出て気分転換をしたりとかそういったところはその子の様子を見ながら判断してということで取り組んでいるというふうに聞いております。
2点目ですけれども、支援教育支援員に関しては今までも1回幾らというような謝金の形をとっておりまして、例えばその日がお休みとかでもうきょうは支援はほかの行事等で必要性がないときとかはその都度、支援教育支援員の方と学校で話をしておるところですので、今回もそのあたりは学校と、校長と支援教育支援員で話をしながら、必要であれば来ていただくようなそんな形での方向でやっております。
以上です。
◆笹井 委員
プール授業のことですけれども、春ごろには知らせると、通知だけじゃなくてきちんと説明会も開いていただきたいなというふうに思います。プールは夏の期間しか使わないから大変もったいない施設だというふうに言われたりしますけれども、私は教師ではありませんけども学校の先生に聞いたらプールというのは普通の授業とは違って、顔をつけられた、泳げたという達成感が物すごくあるものなのでほかの授業とは大きく差があって、それで大きく子どもたちが伸びるというのをもう何人も見てきているというようなこともお聞きしています。
この間も一般質問で渡辺議員がしていましたけれども、今修理できないとおっしゃられていますけれども、いずれ撤去しますでしょう、そのうち絶対入りますよね、工事車両、お金をそんな多額にかけなくてもそれが修理できたらまたこの先十数年もつわけですから、一度保守、改修を検討していただくことをお願いしたいというふうに思います。
それから、支援員さんのことですけれども、一回幾らで謝金だというふうにおっしゃるけれども、仕事が確実にこのコロナウイルスでないわけですから、そういうところは国の手だてがあるかもしれませんけれども市としても十分考えていただきたいというふうに、これはこの学校の部分だけではありませんけれどもお願いしたいというふうに思います。
教育委員会にお聞きするのが最後になりますので、教育長に新しくなっていただきまして、コロナでいろんな学校の休校で本当に苦悩も多いところだと思いますけれども、教育長になられて初めての当初予算でありますので、予算を立てるに当たっての教育長の教育への思いとか姿勢とかその時々の判断する基本となる教育理念のようなものを一度お聞きしたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
◎麻野 教育長
私が教育長に就任いたしましてから2カ月半ぐらい、議会も体験させていただいてこういう委員会も体験させていただいて雨が頭の上から降ってくるような感じです、もうわけもわからずに、ああ、こんなふうにして成立していっているんだなという思いがいっぱいあります。
一般質問もこの委員会もですけれども、教育委員会としましてはたくさんの課題があるなというのを感じながらいつも聞かせていただいて、1つずつでも解決できていったらいいなと思っております。
予算を立てる、それはもう本当に子どもたちの命を守ること、それから健康を守ること、そして教育をしていかなくてはいけない立場ですから、そういう部分で子どもたちが、支援学級の子どもたちを含めますと前に笹井委員から出ていましたか、人数が多過ぎると、そういうことも感じています、教育委員会も、本当に喉から手が出るぐらい人が欲しい、私が現役のころももう一人いてくれたらなという思いはいっぱいありました。
でも、府から来る人数というのはもう枠が決められていて定数という形で来ます。だから、あとは市に補助をお願いして支援員さんとかいろんな方々を雇用していただいているわけですけれども、そんなことをふやしていけたらなという思いがあります。
だから、そういう部分でとにかく子どもたちのためにいいように方向づけていきたいなというのは思っておりますので、その辺でよろしいでしょうか。いつもありがとうございます。
○今井 委員長
ありがとうございました。
◆笹井 委員
そのことで一言お願いをしたいというふうに思っています。
今、教育長から現場の先生を経て教育長になっていただいた方だからこそわかる苦労と、それからやっていかなければいけないこと、決意も聞かせていただきましたけれども、きょうまさしくもうすぐ東日本大震災が起こった時間が迫っているのですけれども、これ9年前だったのでその子たち1年生だったんです。震災が起こったときに1年生で中学を出るときまたコロナで、小学校の入学式も中学校の卒業式も本当にかわいそうに、みんなに祝ってもらって楽しく卒業したかっただろうなと思うけれどもこういう形になって残念でかわいそうだなと思っています。
ただ、一斉休校にはなりまして、卒業式への出席は我々も遠慮させていただきますけれども、縮小したり簡素化したりというふうには言われていますが、一生に一度の小学校の卒業式、中学校の卒業式、はびきの埴生学園の卒業式なので、一律とはいっても地域、学校、自治体ごとに違うそれぞれが思い出に残る卒業式にしてあげてほしいなと思うのとともに、今コロナのこの問題でもう10日ぐらいになるんですかね、子どもたち外へ出られなくて、学童保育や今の前田課長の話で学校に来た子は羽曳野では園庭とか校庭で遊ばせていただいているみたいですけれども、よそでは来た子同士がしゃべったらだめとかという学校もあったりして、子どもたちは学校に行くほうが嫌だというぐらいのところもあるみたい。
もう大分子どもたちも疲弊しています、昼夜逆転になっている中学生、テレビを見飽きた小学生みたいな、私の孫もそうですけれども、こういうときにぜひ教育を子どもたちの居場所をつくることも含めて、まだこれひょっとしたら入学式以降も延びる可能性もきょうのテレビなんかを見ていたらあるので、そういうところも含めて今、教育長の思いを語っていただいた子どもたちのために羽曳野の教育として何ができるかということをぜひご検討も、それから皆さんと膝を突き合わせていろいろ取り組んでいただけたらなという思いですので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございます。
◎麻野 教育長
笹井委員からも卒業式、思い出に残るようなということで言っていただいた旨はよくわかりますし私たちもそうしたいですけれどもできないこの状況ですので、縮小ということで各学校におろしております。人数的なこと、親と、それから子どもと学校とこの3者でやっていただく、それから時間ができるだけ短くなるような工夫をしてください、そして教職員には子どもたちが少しでも心に残る卒業式になるようにということでみんなで知恵を出し合ってどんなふうに卒業式をつくり上げていくかということをおろしております。
だから、先生方いろいろ考えてくれておりますので、きっとそれなりに思い出に残る、それなりにという言葉は悪いですけれども思い出に残る卒業式にしてくれると思いますので。
以上です。
○今井 委員長
ありがとうございました。
◆笹井 委員
次に、233ページの課外対策のことでお尋ねしたいと思います。
まず、学童保育、2020年度の申し込み状況をお聞きします。
2つ目に、指導員さんの確保がいつも大変困難ですけれども、今の状況をお聞きします。
それから、3つ目には学童だけを今あけていただいておりまして大変頑張っていただいておりますが、この
新型コロナウイルス感染症の対応で学校一斉休校に伴う学童保育の開会状況、今どうなっているのかというのをお聞きします。
以上、3点お願いします。
それから、235ページ、工事請負費の施設整備費、これの中身を教えてください。
それから、239ページの負担金、補助及び交付金のところに補助金で学校給食事業補助金と学校給食充実事業補助金というものがありますけれど、これの内容を教えていただきたいと思います。
それから、237ページは需用費に修繕費が入っております、1,200万円ほど、これはどこかということをお聞きします。
最後に、241ページの使用料及び賃借料のところの仮設プール借上料、この内容をお聞きしたいと思います。
◎佐々木 社会教育課長兼
青少年センター館長兼白鳥児童館長
それでは、ご質問に順次お答えさせてもらいます。
まず、令和2年度の学童保育の申し込み状況ですが、2月28日付で入会決定を申し込みされた方に郵送しておりまして、その後の決定も含めまして3月9日時点では1,062名の方を決定しております。利用要件を満たしている方については全員入会決定をしたという状況です。
あと、現在審査中の方が10人余りおりまして、最終的には1,070人ぐらいになるのかなと見込んでおります。今年度1,040人でスタートしましたので、30人ほど来年度はふえるというふうになります。
次に、学童の指導員の確保の状況はということですが、令和2年度は予算の面では70人体制で予算を確保しておりまして、現時点では週5勤務の職員が61人、それと来年度から新たに扶養の範囲内で働ける方ということで週3勤務の職をつくりました。その方が7人という状況です。
安定的に運営するにはまだまだ人員が不足しているのですが、運営基準上の最低限の人員は確保できましたので、待機児童を出さずに全ての必要なクラスは開設できる見込みです。引き続き、職員の確保に努めていきたいと思っております。
それと、今
新型コロナウイルスの関係で学童保育を朝から開会しておりますが、本当に突然のことでしたので学童職員の午前中からの確保ということもなかなか難しい可能性もありましたので、当初は社会教育課の職員や学習支援に入っております特命プロジェクトチームの市の職員、あと学校の先生です、こういう皆さん本当に市一体で応援していただきまして、学童保育を先週2日からもう午前中から開会しております。
今週に入りまして大分職員体制も安定してまいりまして、子どもたちの生活のリズムも大分いつもどおりのリズムに戻ってきていると考えております。
あと、児童の出席状況はこの1週間60%の前半で推移しておりますので、心配していたほどの過密な状況にはなっていないということです。
最後に、235ページの施設整備費ですが、ここははびきの埴生学園の留守家庭児童会の整備費になります。現在、学童教室は体育館の1階部分を使っているのですが、もともと教室の面積が通常の学校の教室よりも狭いというところもありましたが、埴生教室の児童数が非常にふえましてかなり過密になりましたので、ことしの1学期より急遽学校から空き教室を1部屋借りまして、高学年だけを分けて今は運営している状況です。
かなり場所的にも遠くて運営上もかなり不便な状況となっておりますので、今使っている教室の隣に体育館倉庫があるのですが、そこを改装して学童教室にするという計画です。
私からは以上です。
◎福田 給食センター所長
委員ご質問の学校給食事業補助金と学校給食充実事業補助金についてご答弁させていただきます。
まず、学校給食事業補助金ですが、こちらは有限会社はびきのエル・エスに給食調理、配送を委託させていただいております。それに関しての人件費相当分を補助金として支出させていただいている分となっております。
もう一点、学校給食充実事業補助金ですが、こちらの目的としては2点ございます。まず最初に、大阪南農協にご協力いただきながら児童の食育のため地産地消の食材を給食に取り入れるということを一つの目的としております。
もう一つ、さらに学校給食を充実させるため、献立に係る費用の一部を負担して献立を充実しようというのを目的としております。
以上となります。
◎梁川 スポーツ振興課参事
仮設プール借上料について、内容はというご質問にお答えさせていただきます。
この239万7,000円についてですが、昨年の夏もはびきの埴生学園と駒ヶ谷小学校の市内2校の学校プールを無料開放しましたが、この学校プール開放事業に伴うものです。
駒ヶ谷小学校のプール施設に設置予定の遊具プールや転落防止用のフェンス、あと救護室として利用します監視室の中のスポットクーラー等のレンタル料となります。
事業内容としましては、はびきの埴生学園においては学校の25メートルプール、既に完成しておりますシャワー室や更衣室等を備える管理棟を活用します。また、駒ヶ谷小学校につきましては12メートルの小プールのほか25メートルプールの水槽内にスライダープール等の遊具プールをレンタルの上、設置し、特に幼児や小学校低学年の児童が楽しめるプール開放をする予定としておりますけれども、詳細につきましては昨年度の実績状況等も踏まえ、決定する予定となっております。
また、開放期間ですけれども、昨年度の夏ははびきの埴生学園が8月1日から31日まで、駒ヶ谷小学校が8月2日から8月18日までの期間で実施しましたが、駒ヶ谷小学校のプール開放につきましては利用者から開放期間の延長のご要望もいただいておりますので、令和2年度の開放に当たりましてはこうしたご意見も踏まえ検討してまいりたいと考えております。
以上となります。
◎福田 給食センター所長
先ほど、1点お答えさせてもらうところが漏れておりましたので、追加でご答弁させていただきます。
ご質問いただいた学校給食費の修繕費についてお答えさせていただきます。こちらですが、例年600万円ほどを学校給食センターの修繕等に係る費用として計上させていただいておりますが、令和2年度につきましては加えて第1給食センターのコンテナ室、洗浄室の屋根の部分の修理のため、つけ加えて修繕費を計上させていただいております。
以上でございます。
◆笹井 委員
学童のところから2つ再質問させていただきます。
いろいろお聞きして苦労してやっていただいているのもよくわかりましたが、1つは6割程度の出席状況で大分ゆったりしているとはいうものの、感染予防のための安全対策はどのように行われているのかということと、今運営上で課題だと思うことがあるかどうかというのをお聞きします。
それから、はびきの埴生学園の学童教室を広げる改装をするということで、現在の子ども数と、改装後はどのような形になるのかというのを教えてください。
屋根の修理はわかりました。学校給食充実事業補助金は献立の費用の一部だというのもわかりました。
仮設プール借上料のことですけれども、はびきの埴生学園は管理棟の中とおっしゃいましたかね、どこに置かれるのかがわからなかったのですけれども、駒ヶ谷小学校は行ったときに置いているのは見たんですけれども、どんなふうに置くのか。
それから、この間は西浦みたいな作りつけの幼児プールじゃなくてこういう仮設のプール、そういうもので対応したいというようなこともおっしゃっていましたけれども、もしそういうふうになると毎年幾らかかるんですか、それをお聞きしたいと思います。
以上です。
◎佐々木 社会教育課長兼
青少年センター館長兼白鳥児童館長
それでは、学童についてお答えさせていただきます。
まず、安全管理面での取り組みはということですけれども、家庭での健康観察をしっかりしてほしいということで健康観察票という記録用紙を各ご家庭にお渡ししまして、発熱やせき等の症状がある児童については家庭での保育をお願いしております。
あと、学童教室でも毎日児童の体温や体調のチェックを行いまして、症状のある児童は学校の保健室などに隔離させていただいて、保護者にお迎えのお願いをしております。
職員も毎日体温の計測を実施しております。あと、教室の衛生管理ということで、1時間に1回換気を行う、あと1日1回以上、机やドアノブなどを消毒液で除菌し、児童に対しては食事前の手洗いとか手指消毒の徹底、せきエチケットの指導を行っております。
あと、運営上の課題はということですが、この時期ですので学童での感染予防対策、ここが一番大事なところだというふうに考えております。ただ、若干気がかりなことということでいいますと、社会教育課のマスクの備蓄がもう全て現場に出してしまいまして底をついておるという状況と、国からは職員向けに布製のマスクを1人1枚提供するという通知が来ているのですが配布時期がまだ未定ということでやや不安ということです。
それと、埴生教室の整備ですが、平成30年度、一昨年が66人だったのですがことしが85人ということで20人近くふえまして、来年度は90人になる見込みです。埴生児童会については今後も学童の児童がふえていくのではないかというふうに予測しておりますので、今回思い切って整備することにいたしました。本当に今離れ離れで臨時的な部屋ですので、炊事場みたいなものもありませんしお茶の用意であったりおやつを提供したりということでもかなり不便に感じておりますので、1つのフロアで一体的にできるようになればかなりその辺を改善できるかなというふうに考えております。
以上です。
◎梁川 スポーツ振興課参事
笹井委員から2点ですかね、はびきの埴生学園の遊具プールの設置場所はというほうからお答えさせていただきます。
先ほど答弁の中では25メートルプールと新しくできた管理棟を活用してというつもりで言いました、ですので遊具プールをはびきの埴生学園に置く予定はございません、駒ヶ谷小学校のプールにはこのリース料を活用して置く予定としております。
2点目は仮設プールで運営した場合と作りつけのプールの場合とでどれぐらいコスト的に違うのかというご質問でよろしいですか。
○今井 委員長
梁川君、もうちょっとしたら時間が来るのでそこでストップしていて。
済みません、46分から黙祷が始まりますので皆さんよろしくお願いします。
〇館内放送
(黙祷)
○今井 委員長
ありがとうございました。
◎梁川 スポーツ振興課参事
今、整備しております屋内温水プールは25メートルプールを建屋で囲う、その外側ですね、屋外は一定多目的スペースを設置させてもらって、そこに夏場については遊具プール等を置いてレクリエーション的な市民プールというものを実施することを考えております。
そのときの遊具プール等の経費ということですけれども、今回どれだけの台数を置くかによっても変わってくるとは思いますけれども、去年の駒ヶ谷小学校でやっているような遊具プールですね、3つ借りて、フェンスと、あと運搬費等を含めまして昨年の実績が二百数十万円ぐらいですので同等規模のものを置くとなればそのぐらいのリース料がかかってきます、あと水道代等も一定かかるとは思いますけれども、そういった経費が夏場についてのプール開放ではかかるというふうに考えております。
以上となります。
◆笹井 委員
学童保育のことですけれども、本当に指導員さん、学校の先生、また市の職員さんたちも協力をしていただいて、市の職員さんは帰ってこられたらサッカーしてきたとか、きょうドッジボールやったとかと言っていて、子どもたちを伸び伸び遊ばせていただいているんだなと、そして保護者も大変助かっておられるというふうに思います。
ただ、安全管理のことは大変重要です。先ほどマスクが足りないとおっしゃっていたので、対策本部でそういうのをまとめて対応していただけたらというふうに思います。
新市民プールへの対応ですけれども、幼児プールは当然あるというふうに私たちは認識していたので、そういうプールだと毎年二百数十万円もかかるわけで、これからずっと市民プールとして活用するわけですので、ぜひ西浦にあったような幼児プールの設置を要望しておきます。
以上です。
○今井 委員長
それでは、次に移る前に3時5分まで休憩いたします。
次は、土木部、都市開発部、下水道部、水道局に出席いただきますので、入れかえよろしくお願いいたします。3時5分まで休憩です。
△休憩 午後2時50分
△再開 午後3時3分
○今井 委員長
それでは、引き続き審査を再開いたします。
ここから土木部、都市開発部、下水道部、水道局に出席していただいております。
議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」の中の土木部、都市開発部、下水道部、水道局に関する予算についての質疑に入りたいと思います。よろしくお願いいたします。
各委員、質疑をよろしくお願いいたします。
◆金銅 委員
1点だけお願いいたします。
補正予算の53ページ、節19負担金、補助及び交付金の既存民間建築物耐震診断補助金と木造住宅耐震改修事業費補助金402万5,000円と690万円が計上されておりますけれども、これがマイナスになっているのですが、このことについてご説明をお願いします。
◎大前 住宅政策推進室長
金銅委員のご質問にお答えさせていただきます。
当初、高鷲にある藤井寺グリーンハイツ4棟分の400万円を予算計上しておりましたが、グリーンハイツ側の諸事情により耐震診断を受けないということで延期となりました。
また、非木造住宅の耐震診断の補助費の2万5,000円を計上していたのですが、申請がありませんでしたので、合計で402万5,000円を今回減額補正するものです。
また、木造住宅耐震改修事業費補助金の見込みは、耐震の設計が3件で30万円、耐震の改修が2件で100万円、耐震設計と耐震改修を1つの申請で行うパッケージ方式の補助が1件で100万円、木造住宅の除却が37件で740万円、ブロック塀などの撤去が20件で300万円となっており、合計で1,270万円となることから、当初の予算1,960万円から差し引きし690万円の減額となりました。
私からは以上です。
◆金銅 委員
結構です、ありがとうございます。
○今井 委員長
ほかに質疑ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
それでは次に、議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」の質疑に入ります。よろしくお願いいたします。
◆上薮 委員
1点だけ質問させていただきます。
予算概要の21ページなんですけれども、施政方針にも出ていましたが駅前ミスト設置、目的が当市を訪れていただいた方へのおもてなし及び市民に対する熱中症対策として古市駅西駐車場、高鷲駅北側ロータリー、上ノ太子駅南側ロータリーに設置されるというところまでは聞いていますけれども、これ10分の10の府の補助金だという理解をしているのですけれども、設置に当たっては例えば温度とか湿度とかの条件設定、そういうものをされているのか、またそのミストの出方はずっと出ているのか、例えば人が通ったときのセンサー発動型になっているのか、またこれを適用する時間帯はどのようになっているのか、またミストなのでそんなに水がたまったりする心配はないとは思いますけれども、駅前なのでその辺の水たまり等の安全対策等はどう考えられているのかを聞きたい、まずそこで一回質問を切ります、お願いします。
◎塚本 都市開発部副理事兼都市計画課長
上薮委員からミストの設置に関してご質問いただきましたのでお答えさせていただきます。
今回予定しております古市駅西駐車場を初めとした駅前のミスト設置ですけれども、委員がご指摘のように大阪府の補助金を活用いたしましてバス停などを利用される方の熱中症予防対策の一環として設置するものとなっております。
ミストの仕様ですけれども、人感センサーの機能というのは搭載していませんが、あらかじめ設定いたしました気温や湿度、時間に応じて作動させることができる機器の設置を予定しております。それぞれの設定をどうするかということについて個別には決めかねている部分はありますけれども、設置目的である熱中症予防につながるように設置箇所の状況に応じて効果的な稼働ができるような設定をしていきたいというふうに考えております。
あと最後に、水たまりの件ですけれども、今回設置する機器というのは微細化させた水を空気中に散布しまして、それが蒸発する際の気化熱を利用するタイプ、いわゆる微細ミストのタイプになっておりますので、ミストの稼働によって地面等に水がたまるといったようなことはないというふうに考えております。
答弁は以上になります。
◆上薮 委員
具体的なところまではまだ煮詰まっていないということなので、その辺はまたお願いしたいと思います。
そこで再質問ですけれども、この事業は本年度限りのものと捉えていいのか、もし来年度あるのであればもう古市駅と上ノ太子駅と高鷲駅がつくわけなので、あとは駒ヶ谷駅と恵我ノ荘駅、特に駒ヶ谷駅は竹内街道の関係もあり、また横のコロコロふれあいパークとかの関係もあるので、そういったところにももし来年度も引き続きこの事業が継続されるのであれば全駅を目指して、駅前に集中投資してつけていくわけですから全駅つくのが僕は好ましいと思っていますけれども、その辺の考え方を教えてください。
◎塚本 都市開発部副理事兼都市計画課長
再度の質問にお答えさせていただきます。
今回大阪府の補助金を活用して実施するわけですけれども、現時点で大阪府においては令和2年度から5年度の間の補助ということになっております。今回の3駅については令和2年度、初年度の分を使おうということでこれからエントリーしていきますけれども、残る2駅につきましても当然補助金ですのでさまざまな要件、条件というのがありますけれども、最大限活用して残る2駅についてもミストも含めて環境整備を図っていけたらというふうに考えております。
以上です。
◆上薮 委員
令和2年度から引き続き行われる事業ということなので、できれば全駅設置を目指していただきたいのと、水を使うのでランニングコストがどれぐらいかかるのかというシミュレーションはしっかりとしていただくことをお願い申し上げます。
以上です。
◆金銅 委員
2点ありますけれど、今、上薮委員から質問がありましたミスト関係ですけれども、令和2年度の大阪府の都市緑化を活用した猛暑対策事業だと思うんです、これは。先ほどちらっと答弁にありましたように府民の方や来阪者が暑くても待たざるを得ないバス停とかタクシー乗り場とか駅前広場、また駅前広場以外にも単独のバス停並びにそういう近辺とかというようなくくりがあったと思います。
今、羽曳野市に5つの駅がある中で今言いました古市駅と高鷲駅と上ノ太子駅、残りがあと2つということで、上薮委員言われましたように駒ヶ谷駅は日本遺産である竹内街道の玄関口だというようなことも行政から言っていただいているので、当然追ってこれはまたやっていただけるのかなと思います。
ただ、次にこの事業はミスト設置だけで終わらないと思います。といいますのは恵我ノ荘はこれから開発されていきますよね、駅前が、そこで当然ミスト設置も必要でしょうけれども、ミスト設置以外にも都市緑化ということで緑化もやりながらやっていけるはずなんです、この事業。
ですから、当然恵我ノ荘駅なんかはミスト設置のこともあるしこういうことも考えられているのか聞きたいというのと、もう一つ、一番重要なことはこの事業は御存じのように令和2年2月の定例府議会で大阪府の一般会計予算でつけられる事業なので、もし通らなければこの事業はだめになるということを聞いているんです。ですよね、たしかこの事業は府議会の定例会で一般会計予算がつかなければ、今こういうのを申請してもらっているけれども、前倒しにやっているのであってこの府議会で通らなければいけないということを聞いているのですが、この辺の手応えがあっての話なのかなというのが質問です。
ですから、その2点、それだけお願いします。
◎北川 市長
私からお答えさせていただきます。
特にこの駅前のミスト設置につきましては、当市はもう既に数年前から計画をさせていただいていたものでありまして、ちょうどうまく大阪府にこうした事業を立ち上げていただきましたので、早速当市については条件のかなう3つの駅について手を挙げさせていただいた、一番早く手を挙げさせていただいたので3つの駅への希望は通ったということで喜んでおります。
あとの2駅につきましても、これは大阪府の予算もありますし、また事業目的もいろいろさまざまありますけれども、この駅前のミスト設置については当市についてはあと2駅、ぜひ市単独でも実施させていただきたい、こういう強い思いを持っております。
2点目につきましては、今金銅委員にご心配していただいているようにこのミスト設置だけに限らず特に駅前を観光情報の発信拠点にしたいというふうに思っております。そういった意味では4月15日にオリンピックの聖火ランナーが古市駅西駐車場を出発しますので、それを機に古市駅西駐車場については緑化を図って、ふだんから市民の人が行けるように、あるいは通りすがりに楽しんでいただけるようなそんな古市駅西駐車場にさせていただきたいなというふうに思っています。
また、駒ヶ谷駅についてははびきのの夕べを含めて収穫祭、いろんな形で事業を予定いたしておりますので、ぜひひとつこのミスト設置に限らずにそういった駅前にふさわしい駅舎であったり周辺の整備をぜひさせていただきたいなという思いを持っておりますので、さまざまなところでうまく羽曳野市のこういったいいところを発信できたらというふうに思っていますので、ひとつよろしくご理解のほどお願いいたします。
◆金銅 委員
市長から今答弁いただきましたように、要望が通ったということは大阪府議会で一般会計予算が通ったということで受けとめてよろしいんですね、これは。でないと、これが通らなかったら事業を中止するということですよね。府議会で一般会計予算が通らなければ、そうですよねこれ、事業だから。
◎塚本 都市開発部副理事兼都市計画課長
事前に意向調査というのがございまして、現地にも府から来ていただいております。今回エントリーを希望している3カ所について府の担当者にも見ていただいて、一定こういう条件であればかなうということで、そういう意味で市長は要望が通っているとおっしゃっていると。現に予算は金銅委員がおっしゃっているように府議会で可決というのが条件になっていますので補助金が決定したという状態ではないというのは現状も変わっていないところですけれども、現状で我々が担当部局に聞いている限りではそれがだめになるというような方向ではないようには聞いていますけれども、現状としてはそういう感じになっております。
以上です。
◆金銅 委員
僕が今、変に勘違いしているのかもわからないですけれども、2月の定例府議会の本会議で一般会計予算での事業であると、それでこの予算が成立しない場合は事業が中止になるというようには聞いているのですが、当然市長がお答えいただいたように要望して3つの駅を見にも来ていただいてここにつけるのが適切だよということで了解をいただいたというのと、府の予算が成立するかしないかというのは別個の話ですよね。
◎塚本 都市開発部副理事兼都市計画課長
そうです。
◆金銅 委員
ですよね。あくまでも予算が成立したときには3つの駅につくよということで捉えていいんですよね、これは。
◎北川 市長
当市の考え方としては、もし仮に大阪府の予算の助成がなかったとしてもさせていただきたい、単独の事業として実施したいと考えています。
◆金銅 委員
あくまでも大阪府の予算が成立しなかったら没になるのかなと、市長の熱い思いで予算が通らなくても市単独でやるよというお答えであれば、それでなおかつ予算が通れば全然問題なく喜ばしいことなので、わかりました、この件は理解させていただきました。
あともう一点は、予算書の189ページです、節19の負担金、補助及び交付金の中で既存民間建築物耐震診断補助金と、先ほど聞いていました木造住宅耐震改修事業費補助金が227万5,000円と1,860万円を計上されていますけれども、この内訳を教えていただけたらと思います。
◎大前 住宅政策推進室長
令和2年度の耐震の補助の想定件数ですが、木造住宅の耐震診断が1件当たり5万円を上限にしておりまして、25件で125万円となっております。また、非木造住宅、先ほども申しましたが1件2万5,000円で計上しております。特定既存耐震不適格建築物、いわゆる特定建築物という大きいものは1件で上限100万円となっておりまして、合計で227万5,000円となっております。
また、木造住宅耐震改修事業費補助金は、耐震設計と耐震改修を1つの申請で行いますパッケージ方式の補助につきまして80万円の補助分が2件、低所得者向けの100万円を上限にしております補助が8件で合わせて10件で960万円。
木造住宅の除却、1件当たり20万円を上限としております、30件で600万円。ブロック塀等の撤去の上限が15万円、20件分で300万円となっており、合計で1,860万円となっております。
以上です。
◆金銅 委員
結構です、わかりました、ありがとうございます。
◆笹井 委員
179ページの工事請負費、さっき言い逃した続きです。
前年度は約1億700万円の予算だったのですが、今年度は9,000万円あるかないかというところですが、道路舗装改良事業費ですので道路補修だというふうに思いますけれども、この予算で補修の要望に応えられるのかどうかお聞きします。
◎岡山 土木部副理事兼道路公園課長
前年度の約1億700万円から約9,000万円に減った理由につきましては、道路改良工事と道路舗装工事を行います道路舗装改良費の中で道路改良工事が前年よりも1件減っております。
そしてまた、舗装工事につきましては舗装維持管理計画に沿いまして道路舗装工事を行っています。令和2年度につきましても今年度と同様にこの道路舗装工事の件数を予定しております。他の予算費用につきましても、今年度の予算額と大きく変わっておりません。この内容からいたしましても、十分市民のニーズに応えられているかなと思っております。
◆笹井 委員
さっき聞くのを忘れてしまったのですが、一般会計補正予算で51ページに工事請負費が出ていて約3,500万円減になっていたんです、舗装の分が。それから、今回こちらも減っているというのもあって、道路というのはまちづくりに欠かせないものだし、道路がいいとか悪いとかが結構市民の方からはとても評価をいただくところなんです。
岡山さんおっしゃったように計画的にやっている部分で予算をつけているというのは重々わかりますけれども、それでも私たちの近所の道路でももうずっと前に下水がついてしまったところは今さらまたもう一回道路舗装だけを単独でやるというのは後回しになるので、劣化してきて道路上に砂利がいっぱいになるというそういう状況の道路も見受けられます。今回はその計画を1件減らしたので1,000万円ほど少なくなったということですけれども、そのように計画的にしていただくところはしていただかないといけないと思うけれども、差金が出たものについてできればそれを利用しながら道路の悪いところをきちっと直していく、次の計画を先取りする、そういうのもできるんじゃないのかなと、これは私たちの素人考えかもしれませんけれども、まちづくりに欠かせない道路だし市民ニーズが高いので、そういったお金が余った分、差金が出た分でできないかというのが再質問です。
◎岡山 土木部副理事兼道路公園課長
おっしゃっておられるのは差金、入札で残ったお金だということだと思いますけれども、先ほども申しましたように舗装維持管理計画、この計画のもとに今、舗装工事を行っております。
そしてまた、緊急時におきまして舗装が悪いというような苦情をいただいたときにつきましても、小規模の場合においては職員で補修させていただく、そしてまた一定の規模になってきますと修繕費で業者発注により補修を行うといったことをやっておりますので、先ほども言いましたように一定市民のニーズには応えられていると思っております。
以上です。
◆笹井 委員
応えてはいただいております、すぐに補修もしていただいていますので大変そういうところは素早くしていただいていると思いますけれども、町全体のビジョンとして道路がどうあるべきか、今どの辺まで計画があって、ここはもう少し手を入れたほうがいいというようなことも含めた取り組みをぜひお願いしたいと要望しておきます。
○今井 委員長
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
質疑が出尽くしたようでありますので、次に総務費関係等の質疑をしていきたいと思います。
理事者の交代をよろしくお願いいたします。
それでは引き続き、会議を再開いたします。
市長公室、総務部、生活環境部、市民課、支所、市民協働ふれあい課、行政委員会に出席していただいております。
まず、議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」の中の市長公室、総務部、生活環境部、市民課、支所、市民協働ふれあい課、行政委員会関係の質疑に入りたいと思います。
質疑はございますか。
◆金銅 委員
1点だけお願いいたします。
補正予算の31ページの節19負担金、補助及び交付金の中の41万円の町会運営助成金は結構ですけれども、コミュニティ
助成事業補助金が250万4,000円減額になっていますが、この減額理由を教えていただけたら。
◎福田 市民協働ふれあい課参事
コミュニティ
助成事業補助金につきましては、一般財団法人自治総合センターが一般コミュニティ助成事業として事業採択を行い、250万円を上限として250万円以上の支出に対して補助を行うものです。平成31年度の申請につきましては事業採択がされなかったためにそれを減額させていただいたところです。
以上です。
◆金銅 委員
結構です、わかりました。
◆笹井 委員
私も1点だけ。
23ページと27ページにまたがるものなのですが、23ページの市債で4,950万円の地方創生関連事業債が減っています。そして、27ページで羽曳野版DMO活動拠点施設改修等業務委託料とその下の負担金の羽曳野版DMO設立負担金、これも1,250万円減額になっております。計画していたことができなかったのか、できなかったのならその理由をお聞きしたいと思います。
◎菅原 政策推進課課長補佐
笹井委員からのご質問2点について、歳入及び歳出の観点から合わせてお答えさせていただきます。
委員もご承知のとおり、羽曳野版DMOの設立及びその運営拠点となる浅野家住宅の取得並びに施設整備に関する関連事業については、地域再生計画認定後、平成30年度より実施させていただいております。
初年度に当たります平成30年4月に予定しておりました浅野家住宅の取得が約7カ月間遅延いたしました。ご質問いただいております地方創生関連事業債については、平成30年度当初に計上しておりました業務委託料1億1,000万円分のうち、市の負担額に当たります5,500万円に対して起債の充当率90%の4,950万円を計上したものです。
なお、現在、平成30年度より繰り越しさせていただいた施設の設計業務を実施させていただいております。あわせて、浅野家住宅の歴史的な景観を保存しながら活用していくための条例等によりまして、今後、建築行為が可能となりますタイミングに合わせて委託料を支出する予定といたしましたので、このたび不用額として減額補正させていただきました。あわせて、負担金についても同様の理由で減額させていただいております。
以上です。
◆笹井 委員
今回補正されている事業債の減とか委託料の減、用地買収のおくれによるものだということでした。今度、2020年度の本予算で新たに計上されてくるということですので、この事業には地方創生推進交付金などが補助されるというものの羽曳野にとっても大きな財政負担を伴う事業ですので、進捗もお知らせいただき、事業が見えるような形で進めていただくように要望しておきます。
以上です。
○今井 委員長
ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
それでは次に、議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」の質疑に入ります。
歳入歳出も一緒に行いたいと思っておりますので、質疑ございましたらよろしくお願いいたします。
◆通堂 委員
では、1点だけお伺いいたします。
歳入が49ページで、歳出が195ページ、午前中の議案第4号でもありましたけれども、これは来年度予算に計上されておりますけれども、これを使う予定のものがあれば教えていただきたいと思います。
◎北村 災害対策課長
通堂委員お尋ねの今回の羽曳野市
石油貯蔵施設立地対策等交付金基金条例の制定による交付金の使用用途についてということだと思うのですが、用途につきましては端的に言いますと災害に強いまちづくりに寄与するための防災に係る資機材の購入というのが名目となっております。例年はこの交付金を利用して単年度で約300万円相当の災害用備蓄資機材などを購入していたところですが、今回は少し高度な仕様の防災用資機材を購入しようとしているため、単年度で購入しますと高額ゆえに市の持ち出し金が多額に発生するところです。
ですので、今回基金条例を制定し、防災に係る資機材の資金を複数年にかけて貯蓄し、より高度なものを市費をできるだけ使わずに購入しようと考えているところです。
具体的には、土砂災害や大規模風水害、大規模地震などの災害時に災害現場に出向きまして災害現場を確認し、また的確な情報を収集し、その状況を災害対策本部に伝えることができるぐらいの装備を有する防災に係る資機材を国と調整しながら購入を予定しているところです。
私からは以上となります。
○今井 委員長
ほかに。
◆上薮 委員
87ページ、市民会館・古市集会所管理運営委託料で、これは代表質疑、一般質問でも出ていましたけれども、市民会館がもうかなり老朽化していて天井が一部破損した状況もございました。そんな中で市民会館を更新するのであれば約12億円、耐震化するのであれば約8億円かかるということを以前お聞きしております。
そして、公共施設等適正管理推進事業債などを使ったとしてもこれは50%の交付税措置ですから更新や耐震化をすれば4億円から6億円ぐらいかかってしまうという中でじゃあどうしていくんだということで、議場では市民会館の今後の活用についてはパブリックコメントを実施し、その中から答えを導き出したいというふうにされていましたけれども、そのパブリックコメントの募集方法はどのように考えられているのか。
それとまた、古市集会所も市民の声によっては市民会館と統合する検討もしているというふうな議場でのお答えもいただいているのですが、今後の古市集会所のあり方をどのように考えられているのか。
次は歳入に移りますけれども、予算書の12ページ、臨時財政対策債、この制度はもう皆さん御存じのように国から羽曳野市へこれだけの交付金の枠を与えますよ、けれども今、国にはお金がないんです、簡単に言えば羽曳野市さん、その間、市債を起こして立てかえておいてくださいね、20年後、30年後にこのお金を返しますよというものですけれども、この制度の実施から何年が経過しているのかをまずお聞きします。
制度の実施から令和元年までの臨時財政対策債の総累計額を教えてください。それに対して、今度は立てかえた市債の元利償還額の総累計額を教えてください。
4つ目が、これまでの地方交付税を算出する上で算入された臨時財政対策債の公債費算入の累計、要は国の戻りが幾らあるのかということをお聞きします。
以上です。
◎福田 市民協働ふれあい課参事
ご質問のありました市民会館のパブリックコメントについてですが、令和2年度当初予算案に基本計画策定委託料を計上させていただいております。さきの一般質問の答弁と重複するところはございますが、施設利用者、指定管理者、地域の自治会関係者のご意見もお聞きしながら、公共施設等総合管理計画に基づき、計画策定の中でいろいろな選択肢をご提案させていただければと考えております。
また、2点目の古市集会所のあり方ですが、多くの方にご利用いただいている施設でもありますので、現在のところ市民会館と一体化をするという検討はなく、別で考えております。
以上です。
◎北川 市長
これは数多くの地元の皆さんの思いもぜひひとつ形にしていきたいなというふうに思っております。したがって、特に市民会館については古市町の時代から地元の皆さんに使っていただいた本当に愛着のある建物でありますので、ぜひひとつホール部分については生かしていきたいなというような思いをいたしております。ただ、事務所棟につきましてはかなり耐震にもお金がかかっておりますし、それと比例して委員もご承知のとおり青少年センターの建物がございます、これについては解体するにいたしましても多額のお金がかかりまして、付近と密接していて隣の民家とも全くすき間がないというような状態でありますので、これについては生かす形で考えております。これを生かすということは、前の古市集会所を一つのものと考えてぜひ生かしていきたいなというふうに思っております。
したがって、市民会館についてはホール部分については既に一定の改修費も突っ込んでおりますのでぜひこれは生かしていきたい、事務所棟につきましては、できましたらこれは市民の皆さんのお声も大事にしたいですけれども、あそこについては一定の駐車場もございませんし、このホールを耐震化するということはあの駐車場部分がなくなってしまうことになりますので、それを生かす形の中で一つの選択肢かなというふうに思っています。これはあくまでも私自身の考え方でありますので絶対でもございませんし、そのお声を一度集約させていただいて一番いい形の中で残していきたいというふうに思っておりますので、ひとつその点についてご理解をいただきますようにお願いします。
◎金森 総務部理事兼財政課長
2点目のご質問にお答えします。
臨時財政対策債は平成13年度に制度化されまして、平成30年度で18年経過しております。これまでの起債の累計は約275億円、これまでの元利償還の累計は約116億円、これまで普通交付税で算定する上での公債費算入の累計は約121億円でございます。
以上でございます。
◆上薮 委員
市民会館と古市集会所、特に古市集会所につきましては市長から非常に創意工夫あるご意見をいただいたと思います。
ただ、地元町会、そして施設利用者、市長が言われている思いはわかるんです、物すごくわかるんです。しかしながら、財政が厳しい中で施設利用者や地元の方にパブリックコメントを求めると、残すほうのご意見が多くなってくると思います。
でも、財政が厳しい中で今後の公共施設のあり方を問うのであれば、パブリックコメントは僕は一応全市民に問うてその施設をどうしていくのかを市民とともに考え、答えを出していく、多分これが厳しい財政状況を乗り切っていける方策だと思っていますので、今後の公共施設に関してのパブリックコメントは余りにも地元を優先するのではなくて、全体的な声を聞いていただきたいというふうに僕自身は思っています。
それと、臨時財政対策債ですけれども、僕これはもう今、国が赤字国債をたくさん発行している中で本当にこの制度が成り立つのか、少し制度疲労を起こしているんじゃないかなと思っているのですけれども、今のところは一応国からの戻りが121億円、それに対して市債元利償還額が116億円ということは5億円多く入ってきているということなので今のところはまだこれでオーケーですけれども、今後の動きに関して僕は制度が怪しいと思っていますのでチェックを入れていただくことをよろしくお願い申し上げます。
以上です。
○今井 委員長
ほかに。
◆笹井 委員
じゃあ、簡単に5点、よろしくお願いします。
71ページの会計年度任用職員、12月議会でも質問させていただきまして、まだ12月議会時点では労働組合なんかとも最終合意されていないということでしたので、最終的にどんな形で合意に至っているのかということをお聞きしたいと思います。
そして、2つ目にはこれもコロナウイルス関連で申しわけないのですが、市で直接雇用されている非常勤職員もおられますのでこのコロナウイルスの影響で休業になっている職員はいらっしゃるのか、休業補償はどうなっているのかお聞きします。
3点目は、79ページの委託料で羽曳野版DMO活動拠点施設改修等業務委託料と、もう一つは羽曳野版DMO活動・事業等調査業務委託料、この2つがあってかなり大きな額、約5億6,000万円のうちほとんどがこの委託料ではないかなというふうに思っています。
それとあと、負担金、補助及び交付金のところに羽曳野版DMO設立負担金として7,500万円出てきています。歳入の43ページには総務費国庫補助金で地方創生推進交付金が7,000万円出ていること、それから12ページにこの地方創生関連事業で3億7,630万円、これが地方債として起債している、この辺について、DMO事業のお金の流れみたいなものを教えていただけたらというふうに思います。
それから、87ページの生活文化情報センター、LICのことが出ていますけれども、ここには管理運営委託料が載っていますが、これはみのりの里になると思うけれども、こうした施設のコロナウイルス感染症の影響による非正規職員への対応をここでもお聞きしたいと思います。
それから、93ページの委託料にはコミセンの委託料がありますけれども、このコミセンに非正規の方々もいらっしゃると思いますが、こういう方々への影響はどうなのかというのをお聞きします。
最後に、101ページのこれは戸籍住民基本台帳費の負担金、補助及び交付金の中の負担金で番号制度関連事務交付金ということで3,100万円が計上されています。これはマイナンバーの関係で先日も少しご説明いただいたかもしれませんが、この内容と取り組みをお聞きします。
以上、よろしくお願いします。
◎高井 市長公室理事兼人事課長
私からは、笹井委員の1点目と2点目のご質問についてお答えさせていただきます。
まず、会計年度任用職員について組合との合意後、どのようになったのかとのご質問ですが、現在月の給与については現行を下回らない形で会計年度任用職員の給料表の直近上位のところの金額へ移行します。
それから、期末手当につきましては6月、12月にそれぞれ0.5カ月分ずつで、年間で1カ月分ということとなっております。
次に、休暇ですが、休暇については病気休暇、生理休暇については非常勤職員と現行の嘱託職員については水準が違いましたが、上位の水準にある嘱託職員の水準に非常勤職員を合わせ改善しております。それ以外の休暇については現行制度のまま移行し、条件の悪くなった休暇はありません。
4月1日の任用に向けて任用事務を進めていく必要があることから、4月1日の移行についてはこの形で合意は得ていますが、協議は引き続き続けていくということになっております。
2点目のご質問です。市の直接雇用の非常勤職員で休業となっている職員はいるのかというところです。肢体不自由児の介助員である非常勤職員さんと、それから肢体不自由児の送り迎えのときの運転手さん、それから要支援児童のための加配の幼稚園講師さんが現在休業の状態となっております。休業手当については給料の60%ということになっております。
私からは以上です。
◎菅原 政策推進課課長補佐
ご質問についてお答えします。
羽曳野版DMO活動拠点施設改修等業務委託料につきましては、一般質問でもお答えさせていただきましたとおり施設の一部撤去、復元や傾いている部分の復旧、屋根瓦のふきかえなども含めて建物自体の再生、インフラ整備、空調、防災設備、オープンスペースである広場や照明などの外構設備、その他浅野家より寄贈されました品々の修復や備品等も含めて5億2,578万円を計上させていただいておるところです。
また、活動・事業等調査業務委託料につきましては、現在設立を進めておりますDMOが活動するに当たりまして、外部専門家による評価等を行っていただくために500万円を委託料として計上しております。
続きまして、羽曳野版DMO設立負担金の内容についてご説明させていただきます。
現在予定しております主な内容といたしましては、運営、プロモーション人材や専門員の配置に係る費用、続いて地域特産物のブランド推進及びお土産商品等も含めたブランド開発等に係る費用、地域食ブランドと歴史、自然等の本市の地域資源を含めた総合力の強化に係る費用、続いてウエブ、SNS、マスメディア等による情報発信等地域交流を促進するためのプロモーション費用、その他着地型旅行商品を造成する費用など、羽曳野版DMOが今後具体的な事業を行うに当たりまして必要となる経費を設立後に負担するための費用として計上させていただいております。
なお、ただいまご説明させていただきました部分につきましては2020年度の地方創生推進交付金の活用を見込んでおりまして、本年3月末の事業採択をいただいた場合は単年度対象事業経費の上限金額であります1億4,000万円のうち2分の1に当たります7,000万円までが国からの交付金となり、残りの市の負担部分については交付税措置並びに地方債等で充てさせていただく予定としております。
以上です。
◎清水 市長公室部長兼政策推進課長
LICの委託料関係で、その他指定管理している施設へのコロナの影響、非正規職員への対応ということです。LICを初めとしまして、市民会館、コロセアム、市民体育館などみのりの里が指定管理となっております公共施設は3月7日から休館の措置をとらせていただいております。現時点でこれらの施設ではコロセアムのお風呂の受付係など一部の業務を除いて従業員の休業措置はとっておりません。休業措置をとった場合は、就業規則、労働関係法令に沿って従業員に対して休業補償を行っていく予定としておりますので、よろしくお願いいたします。
◎福田 市民協働ふれあい課参事
93ページのコミュニティセンターの委託料の分ですが、臨時職員の雇いどめ等はありません。日にちについては3月7日から3月20日までの間、休業としておりますが、通常勤務しておりますので雇いどめとかはありません。
以上です。
◎山下 市民課長
番号制度関連事務交付金に関連して、マイナンバーカードの交付促進の取り組みということでよかったですか。
令和2年度につきましては昨年12月の
総務文教常任委員会でも少し答弁させていただきましたが、マイナンバーカードの普及促進と交付枚数の平準化を図るよう専用のタブレットを活用して窓口での申請サポートを行うとともに、出張申請サポートを実施します。
具体的には、あらかじめ広報等で周知した上で陵南の森や各コミュニティセンターなど市内のおおむね8カ所の公共施設に年間延べ16回程度職員が直接出向きまして、カードの作成を希望される市民の写真撮影からインターネットを介した申請までを無料でお手伝いさせていただくというものです。
市民にとりましては、写真にかかる経済的負担を含めて今までたくさん寄せられていました申請の際に写真の添付が煩わしいという不満の声と郵送にかかる手間を同時に解消できるものと考えております。
以上です。
◆笹井 委員
委員長、ごめん、私1つだけ忘れていたので最後に1つだけ言わせてください。
会計年度任用制度についてはお答えをいただきまして、協議は続けていくというふうに言われていましたけれども一定の合意をとられて、非常勤の職員についても嘱託職員の水準に合わせて病気休暇や生理休暇が改善したと。ただ、それ以外の休暇については現行のままの移行で条件の悪くなった休暇はないとおっしゃいますけれども、まだ非常勤と嘱託には大変差がある休暇だというふうに思いますので、ここら辺のところについては会計年度任用職員そのものが、羽曳野は特にフルタイムがありませんのでパートの任用職員だけですのでどうしても処遇が大分正規とはかけ離れてしまうというところもありますので、ぜひ少しでも改善していただくように市の努力でよろしくお願いしたいと思います。
それから、給料の60%の休業手当をコロナウイルス関係の休業者には支給するというふうになっていますけれども、今、労基法では6割ということになっていますけれども、この問題については特殊ですし、国も動いて財政措置が行われるということもあるので、市としてもそういった財政措置をぜひお願いしたいというふうに思います。
それから、DMOは先ほど言われましたけれども、立ち上がりますでしょう、DMOが7,500万円で、まだ場所はないわけですね、だからどこかへ立ち上げながら活動していくということですので、そういったことも具体的に決まりましたらしっかりお示しいただきたいなというふうに思いますのでよろしくお願いします。
LIC、それからコミセンの休業対策については理解いたしました。もし不利益があるようであれば、しっかり休業補償をお願いしたいと思います。
それから、番号制度、これ何回も議会でもおっしゃっていただいてごめんなさい。ただ、マイナンバー制度は拡大しようとしてさまざまなところに来年から再来年になれば健康保険にとかという形で次々と一つのカードに一元化しようとするそういう狙いがあるというふうに思います。1つのカードに全て入っていたら、それが漏えいしてしまったらその人の個人情報が全部流出すると、今までも個人情報の漏えいとかカードの紛失や盗難、こういったことが多発する中で国民の不安が拭えていないということもありますので、それを強引に推し進めるという形をとることはやめるべきではないかというふうな意見だけ申し添えておきたいと思います。
ごめんなさい、最後に1個だけ言わせてください。173ページ、ここの報償費で講師謝礼というのが載っています。羽曳野市でこういう消費者対策のための出前講座などをやっていただいていることは私も承知していますけれども、この中身というのがどんなものかというのを披露していただきたいのと、市としてこのほかに取り組んでいる消費者対策があるのかどうかお聞きします。
◎辻村 産業振興課参事
消費者対策費の講師謝礼の内容でございますけれども、消費者被害を未然に防止するため、大阪府の消費サポーター養成講座を受講していただいた専門の講師を無料で派遣します暮らしのナビゲーター事業といういわゆる一般の出前講座の講師の謝礼として計上させていただいております。こちら1回3,000円の年間12回派遣という形で計上いたしております。
続いて、市としてほかの取り組みということですけれども、こちらに関しましては専門の相談員を配置した消費生活センターにおける消費生活相談、それと市民を対象とした年1回の消費者セミナーの開催、啓発物品の作成、配布などを行っております。
あと、広報関係です、市広報におきましては毎月教えて消費生活QアンドAとして具体的な事例を挙げて対処法を掲載しておりまして、特に年1回、大きくページを割いていただきまして写真を活用しながら少しユニークな形の啓発をさせていただいております。これを見た問い合わせというのも現在ふえているようなところでございます。
本年度につきましては、同じような具体的な事例を挙げた啓発動画を2本作成いたしましたので、間もなく市公式のユーチューブチャンネルにもアップさせていただく予定となっておりますので、こちらも参考としていただきたいなと思っております。
以上です。
◆笹井 委員
警察の方が地域でいろんなお話をしていただくときに羽曳野は本当にだまされる方が多くてすごい被害額であるといつも言われています。そんなにいるのかなと思うけれども額を聞くとすごく多額なので、自分はだまされないと思っていてもだまされるということが多発していて、そういうのを外に言いにくいというのもきっとあるのだろうなと思いますけれども、この暮らしのナビゲーターの出前講座などは地域の方々におもしろくて楽しくてそうしたものを啓発できるというものになっておりますので、ぜひ続けていただきますようによろしくお願いして終わります。
○今井 委員長
ほかにございませんね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
それでは、これで質疑を終了いたします。
以上で議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」及び議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」についての質疑を全て終了いたしました。
これより各委員の意見を聞き、採決していきたいと思います。
まず、議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」について意見と賛否の表明をお願いいたします。
◆通堂 委員
議案第21号に関しては、これは決算見込みに対しての確定という補正だと思いますのでわからないところはいろいろ質問もさせていただきました。いざというときに予算を多く組んでいただかなければ使えませんのでこのような結果になったのだと思います。よって特に問題ないと思いますので賛成いたします。
◆金銅 委員
議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」につきましては、何ら問題ございませんので賛成とさせていただきます。
◆笹井 委員
一般会計補正予算(第5号)につきましては、2019年度の事業がほぼ終わり、それに伴う補正ですので、今回減額されるものが多く、その理由についてもしっかりお聞きいたしました。DMO事業については計画していた事業が予定どおり進んでいないということでしたが、2020年度は計画に沿って事業が進められるように取り組みをお願いして、賛成とします。
◆上薮 委員
議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」に関して、説明を聞いておりまして市民サービスを無理に切り捨てるマイナス補正ではなくさまざまな事業の仕組みで発生したマイナス補正と理解しておりますので、何ら反対する理由がないため賛成とさせていただきます。
○黒川 副委員長
賛成とさせていただきます。
○今井 委員長
採決の結果、議案第21号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第5号)」は、全員一致により原案どおり可決すべきものといたします。
―――――原 案 可 決―――――
○今井 委員長
次に、議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」について、意見と賛否の表明をお願いいたします。
◆上薮 委員
議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」に関して賛成とさせていただきます。
ただし、予算が昨年と比べ9.2%膨らんでいるのが現状です。これは多分消費税が上がったりだとか資材の高騰があったりとかする中で多目に組んでいただいている予算かなとは思っています。しかしながら、この予算の全てを使い切る感覚で事業を執行していくのであれば、経常収支比率が今99.6%まで来ているわけですからこれ間違いなく全てを執行してしまうと経常収支比率が100%を超えてしまうと思いますので、その辺を頭に入れながら予算を執行していただけたらありがたいと思っております。
以上です。
◆笹井 委員
議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」については反対の立場で意見を述べたいというふうに思います。
予算の中、きょうもいろいろ質問させていただきました。小・中学校の非構造部材に係る耐震化とか恵我ノ荘駅前の歩道の整備だとか駅前広場だとか、少額ではありますが軽度難聴児補聴器給付、また保育所への安全対策、こうしたものについて評価できるものもありますけれども、以下3点が反対の主な理由です。
反対の第1は、今消費税増税が市民の暮らしに大きく重くのしかかっていて生活が大変苦しくなってきています。観光や情報発信をしてにぎわいをつくり出す、こういうことも必要ですけれどもまず暮らしを応援してほしい、これが市民の願いだというふうに思います。子どもたちの貧困も今深刻になってきていますが、そこに手を差し伸べる食育としての中学校給食の実施、またどの子にもきめ細やかな教育を進める35人学級、こうしたところには予算を組まれておりません。
第2には、事業の立案や施策づくり、こうしたことがなかなか市民や職員の声を十分聞いてそれを生かした市政運営ではないという点です。少子・高齢化が進むのであれば子育て支援や高齢者施策を進めるべきですが、幼稚園の3歳児保育や預かり保育、こういったことが進められずに来たことが今公立幼稚園の危機を招き、子育て支援を後退させています。高齢者のお出かけ支援策となる公共交通の充実、こうしたものも求めてきましたが、高齢者の健康につながり今後のまちづくりにも欠かせないけれども、そうしたことも盛り込まれていない予算であるということです。
第3には、国や大阪府の進める政治は地方自治体に大変大きな影響を与えます。特に今回はコロナウイルスの問題も発生しまして、ますます不安が広がるという状況になっております。だからこそ、地方自治体がしっかりと住民の暮らしを守るとりでにならなければならないというところですけれども、今の羽曳野市政では市民から信頼を寄せられるような、国や府が進める政治に住民の暮らしが脅かされようとしていても国や府の方針が決まればそれに従うというそういう姿勢であること、それが第3の理由です。
なお、この予算審査でコロナウイルスの感染症対策について多くの質問をさせていただきましたが、市として公・民を問わず教育や子育て支援への人的・財政的支援及び感染症予防と休業による非正規労働者の休業分を補償すること、また子どもたちの居場所づくりをすること、国、府に向けて検査体制、医療体制の充実を図るとともに、コロナ対策予算を早急に計上することなどを要望し、住民の命と安全を守るため万全な体制で取り組んでいただくことを要望しておきます。
◆金銅 委員
議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」は賛成です。昨年の7月に百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録されまして羽曳野市が日本遺産と世界遺産を持つ市となりましての初めての予算ですけれども、今、笹井委員も言われましたように当然市民の暮らし、安心・安全は最重点課題だと私たちも認識しております。
しかし、今回コロナウイルスで本当に市民の皆様にご迷惑をかけ、また理事者の皆様にも大変いろんな面でご迷惑をかけている部分があったりしますけれども、しかし悪いことばかりじゃなしに、不謹慎かもわかりませんけれども2020年は東京オリンピック・パラリンピックが行われ、そして4月15日には羽曳野市で一大イベントと考えております聖火リレーも行われます。
そういうようなこともありまして、この令和2年度というのは羽曳野市にとって大きく飛躍しなければいけない年ではないかなと、それには理事者の皆様、市民の皆様、そして議員も一致団結してこの今のコロナウイルスに打ちかち、いろんなことを乗り越えて羽曳野市が発展するためにも今回の予算を執行していただくときには本当に市民を第一に考えていただくことをお願い申し上げまして、賛成とさせていただきます。
◆通堂 委員
質問もさせていただきましたが、文部科学省からのGIGAスクール構想、こういったものも全国におくれないように予算化していただいていますし、また昨年8月に発生しました東除川の護岸が崩落した件で他の河川でも起こり得る可能性がありますので、そういったものを管理する富田林土木としっかり連携をとっていただいてまた点検もしていただきたいと思っております。
全体的に見てこども園の取り組みとか給食センターの事業、また市民プールの整備、羽曳野版DMOなどさまざまな事業が入っています。こういった誰もが住みたいまちづくりを目指していただいてしっかりと取り組みを進めていただければありがたいと思っておりますので、議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」については賛成いたします。
○黒川 副委員長
議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」は賛成とさせていただきます。賛成された委員と同じことを思っています。1つ言わせていただければ、国からいろんな新しい事業に最初だけお金をつけてくれるけれどあとは市でやってくれということが多いので予算としてつけにくいところがあると思いますけれども、今回はある程度国の予算も利用して予算を組んでいただいていると思いますので、賛成とさせていただきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
○今井 委員長
採決の結果、議案第25号「令和2年度羽曳野市一般会計予算」は、賛成する者多数により原案どおり可決すべきものといたします。
―――――原 案 可 決―――――
○今井 委員長
それでは、理事者の交代をよろしくお願いいたします。
⑥議案第28号「令和2年度羽曳野市財産区特別会計予算」
○今井 委員長
それでは次に、議案第28号「令和2年度羽曳野市財産区特別会計予算」を審査いたします。
予算書の347ページからになります。
各委員、質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
それでは、各委員の意見を聞き、採決していきたいと思います。
◆通堂 委員
特に問題ないと思います。賛成です。
◆金銅 委員
議案第28号「令和2年度羽曳野市財産区特別会計予算」、何ら問題ないので賛成でございます。
◆笹井 委員
賛成です。
◆上薮 委員
同じく賛成です。
○黒川 副委員長
賛成です。
○今井 委員長
採決の結果、議案第28号「令和2年度羽曳野市財産区特別会計予算」は、全員一致により原案どおり可決すべきものといたします。
―――――原 案 可 決―――――
⑦議案第30号「令和2年度羽曳野市
土地取得特別会計予算」
○今井 委員長
それでは最後に、議案第30号「令和2年度羽曳野市
土地取得特別会計予算」を審査いたします。
予算書の419ページからでございます。
各委員、質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○今井 委員長
それでは、各委員の意見を聞き、採決していきたいと思っております。
◆上薮 委員
議案第30号「令和2年度羽曳野市
土地取得特別会計予算」に対しましては、問題なく賛成とさせていただきます。
◆笹井 委員
同じく賛成です。
◆金銅 委員
同じく賛成でございます。
◆通堂 委員
賛成いたします。
○黒川 副委員長
同じく賛成です。
○今井 委員長
採決の結果、議案第30号「令和2年度羽曳野市
土地取得特別会計予算」は、全員一致により原案どおり可決すべきものといたします。
―――――原 案 可 決―――――
⑧行政視察について
新型コロナウイルス感染症が流行中のため、後日、再度検討することとなる。
○今井 委員長
これで本委員会に付託された案件は全て議了いたしました。
長い時間大変ご苦労さまでした、お疲れさまでした。
△閉会 午後4時42分
羽曳野市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和2年3月11日
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│ 総 務 文 教 │ 今 井 利 三 │ │
│ 常任委員会委員長 │ │ │
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